
安定して稼ぎ、配当も出す手堅い会社
業界トップ級の利益率と効率性を長年保ち続ける、経営の規律が最大の強み。コストを徹底して絞り、採算の合わない融資はしない文化が、危機のたびに強さを発揮してきた。割安な銀行を不況期に買う逆張りの買収も持ち味で、創業経営者の手腕に支えられた高収益地銀の代表格の立ち位置にいる。
預金を集めて企業や個人に融資し、その利ざや(貸出金利と預金金利の差)が収益の柱。アーカンソーを本拠に、フロリダやテキサスなど成長地域へ買収で広げてきた。商業用不動産や事業向けの融資が中心で、海上輸送向けの専門金融も持つ。徹底したコスト管理と高い利ざやで、業界屈指の利益率を出して稼ぐ構造になっている。
景気後退で融資先の経営が悪化すると、貸し倒れが増える。商業用不動産向けの比重が高く、市況の悪化は焦げ付きに直結する。フロリダなどハリケーンの常襲地域を抱え、災害は担保と地域経済を傷める。金利の急変や、創業経営者への依存、買収の読み違いも重しになりうる。
配当を出しつつ、高い利ざやとコスト規律の維持、不況期を狙った買収、資本の厚さに力を入れる経営。利益率を落とす成長はせず、採算と規律を最優先に、危機を買収の好機に変えて規模を広げる、創業経営者色の濃い方針が特徴になっている。
南部地域の景気と、金利の水準、融資先の健全さ、買収の規律に依存する。成長地域で融資が伸びるか、高い利ざやと低いコストを保てるか、貸し倒れを抑えられるか、そして割安な銀行を選んで買収し統合できるかが、業績を左右する大きな前提になる。経営の規律が高収益の土台になる。
資産 $22.9B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $4.3B(19%)。
借金が重いか支払い余力が薄い。決算ごとの確認が必要
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