安定して稼ぎ、配当も出す手堅い会社
100年を超える歴史と、湾岸地域での厚い信頼・預金基盤が強み。地域の事業者との長い結びつきから、低コストの預金を安定して集められる。ハリケーンや原油安といった地域特有の荒波を何度も乗り越えてきた経験を持ち、保守的な融資規律で知られる、湾岸の老舗地銀の立ち位置にいる。
預金を集めて企業や個人に融資し、その利ざや(貸出金利と預金金利の差)が収益の柱。ルイジアナやミシシッピ、テキサスなどメキシコ湾岸の各州で、中小企業向けの融資や個人向けの銀行業を手がける。これに、資産運用や保険、決済などの手数料収入が加わる。湾岸地域に深く根ざした融資と預金から、利ざやで稼ぐ構造になっている。
景気後退で融資先の経営が悪化すると、貸し倒れが増える。地域経済がエネルギー産業の影響を受けやすく、原油安の長期化は地元企業の融資に響く。ハリケーンなどの自然災害は地域経済と担保価値を傷める。金利の急変や地方銀行への信用不安、商業用不動産向け融資も、収益の重しになりうる。
配当を出しつつ、地域での預金・融資基盤の維持と、堅実な融資規律、手数料事業の育成に力を入れる保守的な経営。湾岸地域の信頼を土台に、低コストの預金を生かして利ざやを確保し、災害やエネルギー市況という地域の波に備えながら着実に稼ぐ方針が特徴になっている。
湾岸地域の景気と、金利の水準、融資先の健全さに依存する。エネルギーや港湾、観光といった地域産業が安定しているか、利ざやを確保できるか、貸し倒れを低く抑えられるか、そして低コストの預金を保てるかが、業績を左右する大きな前提になる。地域経済と金利が収益の土台になる。
資産 $35.5B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $4.5B(13%)。
借金と支払い余力は並の水準。大きな不安はない
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