IONR
ioneerリチウムかホウ素のどちらかに絞る鉱山会社が大半のなか、一つの鉱床から両方を取り出す設計に賭けている。前身のGlobal Geoscienceが2003年に始めた探鉱を、20年以上かけて温めてきた案件でもある。
売上はまだ立っていない。ネバダ州リオライトリッジの鉱床から、電池向けのリチウムと、ガラスや肥料に使うホウ素を同時に取り出す設計を固めた。生産開始前にフォードや韓国のEcoProと販売契約を結び、将来の買い手を先に押さえてある。
生産がゼロのまま認可が遅れれば、赤字の期間だけが延びる。建設費が見積もりを超えたときは増資か借入で埋めるほかなく、既存株主の持ち分は薄まる。
経営陣のいまの仕事は掘ることではなく、当局の審査を通し、資金を集めること。2026年2月には豪州市場で約$50Mを追加調達した。株主への還元はまだ先の話になる。
連邦の土地を使う許認可が最後まで通るか、建設資金を積み上げられるかに、この先の進退がかかっている。リチウム相場が低いままなら、その資金集め自体が重くなる。
この会社をどう読むか
ioneerの損益計算書に売上の行はほとんど立たず、ネバダ州リオライトリッジの鉱床はまだ商業採掘に至っていない。
本社はシドニーにあり、豪州市場の普通株が本体で、米国ではADRの形で取引される。1890年代から探鉱が試みられてきた土地に、リチウムとホウ素を同じ鉱床から採る設計を重ね、フォードなどとの販売契約も先に取り付けた。着工の判断に届くかどうかが、この銘柄の値をほぼ一手に決めている。
財務データ
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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