道路のQuickchange可動式防護柵は、T字型の柵を専用車で横に移して車線の数を変える仕組みで、渋滞と工事の両方に効く。灌漑機とは客も市場も違うが、鋼材を加工する製造の土台は重なっている。
主力はZimmaticブランドのセンターピボット。7スパン・全長約1,300フィートの標準機が、160エーカーの区画のうち125~130エーカーに水をまく。遠隔監視のFieldNETとFieldWiseは月額課金で売る。
農産物の価格が下がれば、農家は大きな買い物である散水機を先送りする。道路側も政府予算の都合で受注が年ごとに大きく動くため、二つの波が重なった年は業績のぶれが増幅される。
70年続く灌漑機の商売を守りつつ、機械に通信を足した月額課金と道路インフラで収入の出どころを分けてきた。株主への配当は維持しながら、投資は技術と設備の側に向ける。
灌漑側は農産物の値段と農家の投資意欲に、道路側は各国政府の道路予算に、それぞれ別の理屈で振られる。生産と販売の拠点はブラジル、フランス、中国、南アフリカなどにも置いている。
この会社をどう読むか
農地に水をまく機械と、高速道路の車線を動かす防護柵。この二つを同じ会社が作っているところが Lindsay の分かりにくさであり、そのまま性格でもある。
主力の散水機は全長約1,300フィートで、160エーカーの区画を回りながら125~130エーカーを潤す。農家にとっては大きな買い物で、農産物の値段が下がれば真っ先に先送りされる支出になる。その年の穴を、政府予算で動く道路側が埋めてくれるとは限らない。
バランスシート (要約)
資産 $841M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $533M(63%)。
借金が軽く手元資金も厚い。安全度は最高水準
- 現金・現金同等物$251M
- 他の流動資産$282M
- 固定資産$308M
- 流動負債$144M
- 長期借入金$115M
- 短期借入金$233K
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $676M
- 売上成長率
- 11.4%
- 粗利率
- 31.2%
- 営業利益率
- 13.0%
- 純利益率
- 10.9%
- ROE
- 13.9%
- ROIC
- 10.7%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $133M
- フリーCF
- $90M
- 営業CFマージン
- 19.7%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $16M
- 配当性向
- 21.3%
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