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Magyar Bancorp100年を超す小さな貯蓄銀行は珍しくないが、創業の由来となった言葉をそのまま社名に残している例は少ない。買収で規模を追わず、同じ町で同じ相手と取引を重ねてきた歩みが、その名前に表れている。
本店と支店を置いた6つの町で、家庭や地元の事業者から$814Mの預金を集め、住宅や商業用不動産、事業向けの融資に回す。その利ざやが収入のほぼすべてを占める。
拠点が8つしかない規模では、大口の焦げ付きが一件出ただけで一年の利益が消えかねない。他に収益源を持たないため、金利が急に動いて利ざやが縮んだときに埋め合わせる手段もない。
支店を増やさず、100年かけて築いた地元の顧客との関係の中で貸し出しを積む形を崩さない。利益は配当として少しずつ株主に戻し、拡大への投資には振り向けない。
貸し出しも預金もニュージャージー州中部の限られた市町から来るため、その一帯の雇用と不動産価格の動きがそのまま数字に出る。市場金利が振れれば、利ざやの幅も同じ方向へ動く。
この会社をどう読むか
Magyar Bancorpの社名がハンガリー語だと気づく人は多くない。「Magyar」はハンガリー語で「ハンガリー人」を指す言葉で、1922年という創業年の古さがこの一語に残っている。
今の姿は、ニュージャージー州ニューブランズウィックの本店と周辺6町の7支店で回す、総資産$1B弱の貯蓄銀行だ。買収もせず支店網も広げず、集めた預金を地元の住宅と事業に貸し出す利ざやだけで100年を越えてきた。営業する数町の景気が、そのままこの銀行の一年になる。
バランスシート (要約)
資産 $998M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $119M(12%)。
自己資本比率は同業の中央値を下回るが、極端に薄くはない
- 現金・現金同等物$7M
- 長期借入金$49M
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- 8.2%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $10M
- フリーCF
- $10M
- 営業CFマージン
- —
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $2M
- 配当性向
- 18.7%
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