安定して稼ぎ、配当も出す手堅い会社
100年を超す小さな貯蓄銀行は珍しくないが、創業の由来となった言葉をそのまま社名に残している例は少ない。買収で規模を追わず、同じ町で同じ相手と取引を重ねてきた歩みが、その名前に表れている。
本店と支店を置いた6つの町で、家庭や地元の事業者から$814Mの預金を集め、住宅や商業用不動産、事業向けの融資に回す。その利ざやが収入のほぼすべてを占める。
拠点が8つしかない規模では、大口の焦げ付きが一件出ただけで一年の利益が消えかねない。他に収益源を持たないため、金利が急に動いて利ざやが縮んだときに埋め合わせる手段もない。
支店を増やさず、100年かけて築いた地元の顧客との関係の中で貸し出しを積む形を崩さない。利益は配当として少しずつ株主に戻し、拡大への投資には振り向けない。
貸し出しも預金もニュージャージー州中部の限られた市町から来るため、その一帯の雇用と不動産価格の動きがそのまま数字に出る。市場金利が振れれば、利ざやの幅も同じ方向へ動く。
資産 $998M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $119M(12%)。
借金と支払い余力は並の水準。大きな不安はない
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