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強み

権原保険という不動産取引に必須の分野と、企業向けの損害保険という二つの柱を併せ持つ点が強み。景気で振れる権原保険を、損害保険と運用益で補い合える。長年にわたり堅実な引き受けと安定配当を続けてきた実績があり、特定の分野に偏らず分散の効いた、保守的な保険会社の立ち位置にいる。

成長ドライバー

不動産取引で所有権の安全を保証する権原保険と、企業向けの賠償責任・労災・自動車などの損害保険の保険料が収益の柱。これに、集めた保険料を将来の支払いに備えて運用した利息や配当が加わる。権原保険と一般の損害保険という二つの事業を持ち、保険の引き受けと資金運用の両方から、堅実に稼ぐ構造になっている。

リスク

住宅ローン金利の上昇や景気後退で不動産取引が冷えると、権原保険の収入が大きく落ち込む。自然災害や大型の賠償が相次ぐと、損害保険の支払いが膨らむ。保険料の引き下げ競争や、金利・相場の急変による運用益の減少も、収益の重しになりうる。不動産取引の波に権原保険が左右される。

経営の癖

安定した配当を長年続けつつ、引き受けるリスクの見極めと、二つの保険事業のバランス、堅実な資金運用に力を入れる保守的な経営。権原保険と損害保険を併せ持ち、不動産取引の波を損害保険と運用益で和らげながら、見合った保険料を取って着実に稼ぐ方針が特徴になっている。

読みの軸

不動産取引の活発さと、損害保険の保険料、保険金の支払い管理に依存する。住宅取引が活発で権原保険の需要が増えるか、損害保険で見合った保険料を取れるか、保険金の支払いを保険料の範囲に収められるか、そして金利や相場が運用に有利かが、業績を左右する大きな前提になる。

バランスシート (要約)

資産 $29.9B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $5.9B(20%)。

財務状態スコア
B+概ね良好

自己資本比率は同業の中央値を上回る

資産 (合計)
$29.9B前期比 +7.3%
347位 / 4,281社 上位10%
  • 現金・現金同等物$263M
負債 (合計)
$23.9B前期比 +7.8%
306位 / 4,239社 上位10%
純資産
$5.9B前期比 +5.3%
449位 / 4,239社
自己資本比率の推移
2021
28%
2022
25%
2023
24%
2024
20%
2025
20%

この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。

収益性 (TTM)

売上高
$9.1B
441位 / 3,391社
売上成長率
11.0%
粗利率
—
営業利益率
—
純利益率
10.2%
ROE
15.8%
ROIC
—
売上の5年推移

キャッシュフロー (TTM)

営業CF
$1.2B
518位 / 4,104社
フリーCF
—
営業CFマージン
12.7%
現金燃焼
判定不能

配当

配当総額(年間)
$783M
配当性向
83.7%
配当の5年推移

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文・sodate 編集部最終更新 出典: SEC EDGAR — Old Republic International の提出書類
sodate は米国株を推奨するためのサイトではありません。情報は参考値を含み、投資判断はご自身の責任で行ってください。