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Rhinebeck Bancorp発行済み株式の57%を、預金者を母体とする非営利の持株会社が保有する。一般株主が過半を持たないこの二階建ての構造のまま上場している銀行は多くない。
ダッチェス、オレンジ、アルスターの3郡に12支店を構え、地元の家庭と中小事業者から集めた預金を商業用不動産や事業向けの融資に回す利ざやが稼ぎ。ディーラー経由の自動車ローンも扱う。2025年末の総資産は13億ドル、預金は11億ドルだった。
地元の景気が落ち込めば商業用不動産と事業向けの融資に延滞が出る。自動車ローンは2025年末までに残高を2億1,380万ドルへ減らし、貸出全体に占める割合も3割から2割強へ縮めた。減った分をどの貸出で埋めるかは、まだ答えが出ていない。
いま経営が最も時間を割いているのは、その二階建て構造を畳む手続きだ。2026年2月に持株会社が完全民営化の計画を採択し、州の金融当局と連邦準備制度理事会、さらに預金者と株主から承認を得る段階に入った。
ハドソンバレーの雇用と地価がまず効く。金利環境のなかで貸出金利と預金金利の差をどれだけ保てるか、そして焦げ付きをどこまで抑えられるかが、そのまま一年の利益になる。
この会社をどう読むか
Rhinebeck Bancorpの株式は、その過半を一般の投資家が持っていない。57%を握るのは、預金者を母体とする非営利の持株会社だ。1860年に開いた貯蓄銀行が、株式会社への移行を途中で止めたまま上場している姿である。
その構造が2026年2月に動いた。持株会社が自らを解消し、完全な株式会社へ移る「セカンドステップ転換」の計画を採択したのだ。州の金融当局と連邦準備制度理事会、そして預金者と株主の承認が要る手続きで、これが通れば160年余り続いた資本の形が根本から変わる。
バランスシート (要約)
資産 $1.3B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $137M(11%)。
自己資本比率は同業の中央値を下回るが、極端に薄くはない
- 現金・現金同等物$102M
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $3M
- 売上成長率
- −0.6%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- 336.6%
- ROE
- 7.3%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $12M
- フリーCF
- $11M
- 営業CFマージン
- 393.5%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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