RRBI
Red River Bancshares全国区の銀行が窓口をデジタルへ寄せるなか、経験を積んだ銀行員を採用し、その人脈ごと顧客を引き受けるやり方を守っている。拠点は自前の新設と2件の銀行買収で増やしてきた。
州内の拠点で集めた預金を、地域の中小企業や商業用不動産、個人向けの融資に回して利ざやを取る。住宅ローンの組成や資産運用の手数料も添えるが、収入の大半は州内での預貸から出る。
エネルギー価格が下がり港湾物流が停滞すると、州の景気が冷えて貸出先が同時に傷む。ハリケーンの通り道にあるため、担保の不動産と取引先の事業がまとめて止まる年もある。
既存市場での新規出店を成長の本線に置き、買収は機会があるときだけの補助線として扱う。地元で信用のある行員を採ることに、経営資源を厚く配っている。
預金の集まりやすさも、融資の焦げ付き率も、同じルイジアナ経済という一つの変数から出てくる。他州に散らした銀行が持つ分散の逃げ道が、この銀行にはない。
この会社をどう読むか
Red River Bancsharesの拠点は28あり、その全部がルイジアナ州の中にある。1998年の創業以来、本社のあるアレクサンドリアからシュリーブポートやバトンルージュへと、店を増やす先を州の外へ出したことがない。
全国区の銀行が窓口をデジタルへ寄せる流れとは逆に、この銀行は経験のある行員を採り、その人脈ごと顧客を引き受ける営業を続けている。一つの州に賭ける経営は、地元経済への感度の高さと、その経済が沈んだときに逃げ場がない構造を同時に抱え込む。2019年の上場後も出店先を広げていないのは、規模より地盤の深さを取った選択だ。
バランスシート (要約)
資産 $3.4B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $365M(11%)。
自己資本比率は同業の中央値を下回るが、極端に薄くはない
- 現金・現金同等物$213M
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- 11.7%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $45M
- フリーCF
- $42M
- 営業CFマージン
- —
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $4M
- 配当性向
- 8.4%
RRBI の掲示板
ログイン状態を確認しています…
読み込み中…