
全米でも人口や経済が伸びる南東部に深く根ざし、成長地域の融資需要を取り込める点が強み。地域の事情に通じたきめ細かい融資と、買収を通じて広げた地域網を持つ。成長市場での地域密着という立ち位置で、人口増を背景にした融資の伸びを取り込みやすい。安定した預金基盤も持つ。
預金を集めて企業や個人に融資し、その利ざや(貸出金利と預金金利の差)が収益の柱。人口が伸びる南東部を地盤に、中小企業向けの融資や住宅ローン、個人向けの銀行業を手がける。これに、決済や資産運用などの手数料収入が加わる。地域に根ざした融資と預金を土台に、買収で広げた地域網から利ざやで稼ぐ構造になっている。
景気後退で融資先の経営が悪化すると、貸し倒れが増えて損失が膨らむ。金利の急変は利ざやを圧迫し、預金の流出を招くこともある。地方銀行への信用不安が広がると預金が流出しやすく、商業用不動産向け融資の焦げ付きや、買収した銀行の統合の難しさも、収益の重しになりうる。
配当を出しつつ、成長地域での融資基盤の強化と、買収による地域網の拡大、堅実なリスク管理に力を入れる経営。人口が伸びる南東部を土台に、貸し倒れを抑えながら融資を伸ばし、買収で広げた地域を統合して効率を高め、利ざやを安定して稼ぐ方針が特徴になっている。
地盤とする南東部の景気と、金利の水準、融資先の健全さに依存する。人口増の地域で融資が伸びるか、利ざやを確保できるか、貸し倒れを低く抑えられるか、そして買収で広げた地域をうまく統合できるかが、業績を左右する大きな前提になる。成長地域の景気が収益の土台になる。
バランスシート (要約)
資産 $67.2B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $9.1B(13%)。
自己資本比率は同業の中央値を上回る
- 現金・現金同等物$3.2B
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- 8.8%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $301M
- フリーCF
- $231M
- 営業CFマージン
- —
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $231M
- 配当性向
- 29.0%
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