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Texas Capital Bancshares全米屈指の成長州で、法人金融に的を絞った身軽な構造を持つ点が強み。支店の重さがない分、専門人材への投資で大手の優位に切り込む。貸出から投資銀行業務まで一気通貫で提供する地場の総合金融という構想は、成長州テキサスの企業の固定客化を狙う新興企業の立ち位置にいる。
テキサス州の中堅企業向けの貸出と預金の利ざやが収益の柱。企業の買収資金や運転資金の融資に加え、証券引受や助言といった投資銀行業務、富裕層の資産管理まで品揃えを広げ、貸出だけに頼らない手数料収入を育てている。支店網を絞った法人中心の構造で、企業との深い取引関係から稼ぐ構造になっている。
法人向けに偏る構造は、企業の資金需要の急減や倒産の波をまともに受ける。改革途上の収益性は業界平均に届かず、計画の遅れは市場の忍耐を試す。エネルギー関連の貸出は油価の急落で傷みやすい。買収の標的との噂が絶えない立場は、経営の独立性を巡る不安定さも生む。
配当を出さず、資本を改革投資と自社株買いに振り向ける経営。低採算の貸出を削って入れ替え、手数料事業の人材獲得に資金を注ぐ。規模より収益性という規律を掲げ、銀行の作り直しを進める方針が特徴になっている。
テキサス経済の成長と、改革の完遂、手数料事業の育成に依存する。企業の流入が続く州の経済が貸出需要を生み続けるか、掲げた収益性の目標に経費削減と単価改善で届くか、投資銀行業務が安定した手数料の柱に育つか、そして預金の調達コストを抑えられるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $31.5B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $3.6B(12%)。
自己資本比率は同業の中央値を下回るが、極端に薄くはない
- 現金・現金同等物$2.1B
- 長期借入金$621M
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- 9.1%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $360M
- フリーCF
- $348M
- 営業CFマージン
- —
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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