UVSP
Univest Financial銀行に証券仲介、投資助言、年金コンサルティング、保険代理、設備金融までを束ねた構成は、同じ規模の地方銀行では珍しい。手数料の窓口を子会社ごとに分けて持っている。
38ある金融センターのうち27が、モンゴメリー、バックス、ランカスター、フィラデルフィアの4郡に集まる。ここで集めた預金を地元の中小企業や個人、不動産に貸し、その利ざやを取る。傘下のGirard3社が証券仲介と投資助言、年金コンサルティングの手数料を別に生む。
郡の景気が傾くと、中小企業向けや商業用不動産向けの融資から先に焦げ付きが出る。預金の奪い合いでは大手銀行やネット専業に価格で押され、利ざやが薄くなる。
買収で規模を追うより、傘下の子会社を育てて手数料の比率を上げる道を選んできた。株主還元は続けつつ、貸出の質を落とさないことを優先する構え。
土台は4郡の地元経済で、企業の設備投資や住宅の動きがそのまま貸出残高に出る。金利が動けば預金の調達費と貸出金利の差が縮み、手数料事業の残高がその振れをどこまで埋められるかが問われる。
この会社をどう読むか
Univest Financialが商売をしている地図は狭い。38ある金融センターのうち27が、ペンシルベニア州のモンゴメリー、バックス、ランカスター、フィラデルフィアという4つの郡に固まっている。
その狭さを補うのが、銀行の下にぶら下がる3つのGirard社だ。証券仲介、投資助言、年金コンサルティングをそれぞれ担い、預金と貸出の利ざやが金利で揺れても、手数料は別の拍子で入ってくる。地元経済の体温がそのまま業績に出る銀行ではあるが、収入の入り口はひとつではない。
バランスシート (要約)
資産 $8.4B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $943M(11%)。
自己資本比率は同業の中央値を下回るが、極端に薄くはない
- 現金・現金同等物$554M
- 短期借入金$24M
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $328M
- 売上成長率
- 9.6%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- 27.7%
- ROE
- 9.6%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $102M
- フリーCF
- $97M
- 営業CFマージン
- 30.9%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $25M
- 配当性向
- 27.9%
UVSP の掲示板
ログイン状態を確認しています…
読み込み中…