VMAR
Vision Marine TechnologiesBoating Industry誌が2025年2月の全米ディーラー番付で1位に挙げた販売店を傘下に持つ。開発だけを続ける電気ボートの新興メーカーとは、ここが決定的に違う。自社製の電気船外機を売り込む販路を、自分の手の中に持つ。
買収したNautical Venturesがフロリダに構える8拠点で、新艇と中古艇を売り、部品や修理まで受ける。8拠点の内訳は4つのディーラー、マリーナ、ヨットの回送サービス、カヤックのレンタルで、うち2つは水辺に面する。
2025年度は買収から2カ月半で、全社売上の92.8%が販売店から出た。稼ぎがフロリダの一地域と一つの仕入れ先に寄った分、レジャー消費の冷え込みや仕入れ先の離反が直撃する。
開発会社としての看板を残しつつ、実務の重心は買収した販売網の統合へ移した。中古艇の下取りを新艇販売に絡めて在庫を回す、販売店らしい手法も取り入れている。
新艇の販売はフィンランドのAxopar社製に大きく寄りかかっており、この一社との取引関係が崩れないことが前提になる。フロリダのレジャー消費の強さも、そのまま来店客の数に跳ね返る。
この会社をどう読むか
買収から2カ月半で、この会社の売上の92.8%はボート販売店のものになった。2025年6月にフロリダのNautical Venturesを買い、電気ボートの開発会社は販売店グループへ姿を変えた。
Nautical Venturesはフロリダに8拠点を持ち、Boating Industry誌の全米ディーラー番付で2025年2月に1位に選ばれている。売っている新艇の多くはフィンランドのAxopar社製で、自社が開発した電気船外機の存在感は相対的に薄い。開発の看板と販売の実体が、いま食い違っている。
財務データ
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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