WTF
Waton Financial中国本土の個人にも取引の窓を開けているが、人民元は一切受け取らず、顧客自身の外貨資金だけで完結させる。この一線を守ることで、本土での証券業とみなされる危うさを避けている。
香港証券先物委員会の免許を持つ子会社WSIが証券の売買を仲介し、あわせてソフトの利用料と債券の販売支援を受け取る。ただし上位5社への売上集中度は、直近3期でおよそ88%から98%に達する。
取引システムのソフトは、会長が支配する深センの関連会社1社から供給を受けており、ここが止まれば代わりがない。顧客の集中と仕入先の集中が同時に効くため、一つのほころびが全体へ回りやすい。
会長が最高技術責任者を兼ね、大株主でもあり、取引ソフトの供給元まで押さえる。判断は速いが、身内取引の比重が高い体制でもある。
上位の顧客が取引を続けるかどうか。最大の顧客が関係先であるため、通常の取引先以上に、その一社との間柄が収益をそのまま決めてしまう。
この会社をどう読むか
香港のネット証券は数が多く、外から見ると区別がつきにくい。Waton Financialを他社と分けているのは、扱う商品ではなく、顧客名簿の細さだ。
直近の3期で、売上のおよそ88%から98%が上位5社から出ている。しかも最大の顧客は関係先であり、取引システムのソフトも、会長が支配する深センの1社から買っている。中国本土の資金には手を触れないという規制上の慎重さを保つ一方で、事業そのものは身内の輪の中でほぼ完結している。
財務データ
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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