本文へ移動
米国終値9/3
S&P 5007,747.71+1.06%
NASDAQ26,584.06+1.40%
Dow Jones53,686.11+1.18%
Russell 20002,968.27+0.51%
VIX14.32-0.88
ドル円156.07-1.79%
10年債4.76%-0.03
原油 WTI91.82+0.89%
4,523.30+3.60%
Stories 一覧に戻る
sodate Stories ・ 2026.09.04

シエナ10.36%安。粗利率の見通しが46.4%から45%へ下がった

光通信装置のシエナが10.36%安となった。決算そのものは強い。1株利益は市場予想を22.67%上回り、売上高$1.67Bは前年同期比37%増えている。売られたのは次の四半期の粗利率見通しだった。7月期の46.4%に対し、10月期はおよそ45%になるという。予想PERが120倍まで買われていた銘柄では、1ポイント強の低下が1割の下げになる。前日のモンゴDBと同じ形が、光通信でも起きた。

CIEN10.36%COHR1.57%LITE2.67%2分で読める ・ sodate 編集部
データセンターに設置されたシエナの光伝送装置6500。同社は決算を上回りながら粗利率の見通しを理由に10.36%安となった
C0pMer · CC BY-SA 4.0

シエナが10.36%安の$317.46で引けた。光ファイバーを流れる信号を送受信する装置を作る会社である。

決算の中身は良かった。8月1日までの四半期で、1株利益は$2.11と市場予想の$1.72を22.67%上回っている。売上高は$1.67Bで前年同期の$1.22Bから37%増えた。

見通しの中の1行が全部を持っていった

売られたのは、次の四半期の粗利率だった。

7月期の調整後粗利率は46.4%である。ただしこれには関税の還付が含まれており、それを除いても会社の見通しの上限に近い水準だった。

会社が10月期について示した数字は、およそ45%である。1ポイント強の低下になる。

CIENCiena$317.4610.36%
直近1か月の終値 (日足)。緑=前日より上げた日、赤=下げた日30日 $317$445
シエナの1か月。決算は上振れたが、10月期の粗利率見通しを受けて10.36%安となった

120倍が前提にしていたもの

この1ポイント強が1割の下げになったのは、株価の側の事情である。

シエナの予想PERはおよそ120倍だった。この水準が成り立つには、今後5年にわたって利益が年75%前後で伸び続ける必要がある。市場はそれを織り込んでいた。

粗利率が下がるということは、同じ売上から残る利益が減るということだ。AIのデータセンター向けに装置の需要が急に増えても、その分だけ手元に残るとは限らない。

売られたのは分野全体ではなかった

光通信・ネットワーク機器の受け止め前日比・9/3

同じ光通信でも、コヒレントは1.57%安、ルメンタムは2.67%安にとどまった。市場全体が1%以上上げた日なので弱いには違いないが、1割の下げとは桁が違う。

ネットワーク機器のアリスタ・ネットワークスは2.87%高だった。売られたのは分野そのものではなく、期待の積み上がり方が急だった銘柄からである。

sodate Daily ・ 2026.09.04この日の朝刊を読む

きょうのほかの記事

  1. 1エヌビディアが$12.9Bで買ったのは300万モデル集まる場所
  2. 2ストラテジー17.56%高。利上げが五分五分になった日に上げたのは暗号資産株
  3. 3ロビンフッド16.57%高 ── 予測市場の収入が株式売買を追い抜いた
  4. 4タイソン7.26%安。1か月前に下げたばかりの見通しを、また下げた

記事に出てくる会社の経営者

関連銘柄

この記事の会社の裏にいる会社

開示に書かれた仕入れ先・委託先の記録です。編集部の推論で、事実の報告ではありません。