全米最大級の店舗網と、買収で急拡大してきた実行力が強み。多数の販売店を効率よく運営し、車が売れにくい時期でも整備や金融が安定した利益を支える。ネット販売や自社金融も育て、断片化した自動車販売業界で規模を強みにシェアを広げてきた。規模の効率を生かせる立ち位置にいる。
自動車の販売店を全米で多数運営し、新車や中古車を売る収入が収益の柱。これに、利益率の高い整備・修理や部品、ローン・保険の仲介が加わる。買収を積極的に重ねて店舗網を急速に広げ、ネット販売や自社の金融サービスも育てている。車の販売と、安定した整備・金融を組み合わせ、規模を生かして稼ぐ構造になっている。
景気後退や金利上昇で車が売れにくくなると、販売の利益が落ち込む。新車の供給が増えて値引き競争になると、一台あたりの利益が縮む。買収に頼った急成長は、多額の借入や統合の負担を伴い、買収が一服すると成長が鈍る。販売店の固定費の重さも、客足が落ちた時の重しになりうる。
配当を出しつつ、買収による店舗網の拡大と、整備・金融サービスの強化、ネット販売の育成に力を入れる成長志向の経営。車の販売で振れる収益を、利益率の高い整備と金融で和らげ、買収で規模を広げながら、断片化した業界でシェアを取って稼ぐ方針が特徴になっている。
新車・中古車の販売の活発さと、整備需要、金利、買収の成否に依存する。景気が良く車が売れるか、整備・サービスで安定した利益を得られるか、金利が車のローンの組みやすさにどう影響するか、そして買収した販売店をうまく統合できるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $25.1B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $6.6B(26%)。
おおむね健全。一部の指標に改善余地
- 現金・現金同等物$391M
- 他の流動資産$7.5B
- 固定資産$17.2B
- 流動負債$6.7B
- 長期借入金$9.7B
- 短期借入金$134M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $37.6B
- 売上成長率
- 4.0%
- 粗利率
- 15.2%
- 営業利益率
- 4.2%
- 純利益率
- 2.2%
- ROE
- 12.4%
- ROIC
- 7.7%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $357M
- フリーCF
- $6M
- 営業CFマージン
- 0.9%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $55M
- 配当性向
- 6.7%
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