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米国終値9/2
S&P 5007,666.60+0.46%
NASDAQ26,217.83+0.45%
Dow Jones53,061.95+0.56%
Russell 20002,953.17+1.13%
VIX15.20-1.14
ドル円158.68-0.94%
10年債4.80%+0.00
原油 WTI90.55+0.37%
4,431.50+1.92%
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sodate Daily2026.09.037分で読めるsodate 編集部

モンゴDB13.54%安。全項目を上回って上方修正した会社が売られた

水曜の米国株は3日ぶりに反発した。11業種すべてがプラスで、小型株のラッセル2000が1.13%高といちばん上げている。ところが前日の引け後に決算を出した会社だけが、そろって二桁近く売られた。モンゴDBは売上30%増・通期上方修正で13.54%安、クレド・テクノロジーは売上114.7%増で20.04%安。同じ上振れでもデル・テクノロジーズは15.81%高だった。分かれ目は数字の良し悪しではなく、伸びが加速していたかどうかにあった。

夜のモンゴDB本社ビル。同社はこの日、全項目で市場予想を上回り通期見通しを引き上げたにもかかわらず13.54%安となった
Grendelkhan · CC BY-SA 4.0

水曜の米国株は3日ぶりに反発した。

S&P 500が0.46%高の7,666.60、ナスダックが0.45%高の26,217.83。ダウは295ドル高の53,061.95である。

いちばん上げたのは小型株だった。ラッセル2000が1.13%高で、11業種すべてがプラスになっている。

この日の値9/2 終値
S&P 500
7,666.60
0.46%
NASDAQ
26,217.83
0.45%
Dow Jones
53,061.95
0.56%
Russell 2000
2,953.17
1.13%

指数の中身は素直な上げだった。素直でなかったのは、前日の引け後に決算を出した会社のほうである。

上振れ決算の3社が、そろって二桁近く売られた

クレド・テクノロジーが20.04%安、モンゴDBが13.54%安、パロアルト・ネットワークスが9.28%安。

3社とも、売上も利益も市場予想を上回っている。

上振れ決算を出した側が売られた前日比・9/2

決算を出していないデータドッグも6.53%安で、ソフトウェア全体に売りが広がった。

分かれ目は、5四半期同じ伸びだったこと

モンゴDBの第2四半期は売上高$771.8Mで30%増、調整後1株利益は前年の$1.00から$1.90へ伸びた。通期見通しも引き上げている。

売られた理由は主力のクラウド型データベースにあった。Atlasの伸びが5四半期続けて約29%で、加速していない。予想PERは63倍である。

パロアルト・ネットワークスも同じ形だった。売上は34%増えたが、次世代セキュリティの年間経常収益が$9.1Bで、加速とみなされる$9.15Bにわずかに届かなかった。

クレド・テクノロジーは売上が114.7%増えている。それでも研究開発費と販売管理費が売上より速く伸び、粗利率と営業利益率が下がった。

投資家が見ていたのは水準ではなく傾きだった。

同じ上振れでも、デルは15.81%高

デル・テクノロジーズは15.81%高の$492.20で引けた。前日は決算を前に6.80%安だった銘柄である。

DELLDell Technologies$492.2015.81%
直近1か月の終値 (日足)。緑=前日より上げた日、赤=下げた日30日 $425$495
デル・テクノロジーズの1か月。AIサーバーの受注残$95Bを受けて15.81%高となり、決算前の下げをまとめて取り返した

AIサーバーの受注は四半期で$60.9Bと過去最高、期末の受注残は$95Bに積み上がった。会社は2027年度の売上見通しを$25B引き上げて$192Bとしている。

こちらは傾きが上を向いていた。詳しくは深掘りに書いた。

ギットラボも9.98%高である。売上21%増に加えて、$500K以上の大口取引が前年から150%以上増えた。

金利は止まったのに、利上げの織り込みは66%へ

長期金利はこの日ほとんど動かなかった。10年債が4.80%、30年債が5.27%、2年債が3.77%である。

この日の値9/2 終値
10年債
4.80%
0.00
30年債
5.27%
0.00
2年債
3.77%
0.00

ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁が、9月に利上げが必要という明確な兆候は今のところないと述べた。利回りの上昇は経済が強いことの表れで、市場の機能不全ではないという見方も示している。

それでも先物市場は、9月の0.25%利上げをおよそ66%の確率で織り込んでいる。1週間前は約40%だった。

ADPが発表した8月の民間雇用は3.8万人増で、市場予想の4.8万人に届かず1月以来の少なさだった。雇用は弱く、利上げの織り込みは高い。根拠は雇用ではなく物価の側にある。ウォーシュFRB議長が8月下旬の講演で、物価との戦いを続ける姿勢を示していた。

11業種すべてが上げ、首位は素材の1.90%高

セクター騰落前日比・9/2
  • 素材1.90%
  • ヘルスケア1.15%
  • コミュニケーション・サービス0.96%
  • 一般消費財0.69%
  • 金融0.67%
  • エネルギー0.59%
  • 資本財0.57%
  • 生活必需品0.20%
  • 情報技術0.13%
  • 公益事業0.09%
  • 不動産0.08%

上げ幅が最も大きかったのは素材の1.90%高だった。金と銀の先物がそろって1.92%高、銅も1.52%高と、金属が横並びで上げている。

最も上げ幅が小さかったのは不動産の0.08%高、次いで公益事業の0.09%高、情報技術の0.13%高である。ソフトウェアの下げが情報技術の足を引っ張った。

深掘り

補足

セキュリティ株が広く売られたなかで、ヴァロニス・システムズだけは10.41%高だった。投資会社トーマ・ブラボー傘下のプルーフポイントが買収に向けて交渉していると報じられ、一時売買が止まっている。上げた理由が業績ではなく買収の話だったのは、この日の並びの中では例外である。

引け後にはブロードコムスノーフレークが決算を出す予定だった。どちらも当日は下げており、スノーフレークは4.37%安である。