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Abits Group前身のMoxianは中国のSNSアプリと広告で稼げず、2018年9月に運転資金が尽きて事業を止めた。その器を丸ごと採掘会社へ作り替えた点が、生え抜きの採掘会社とは成り立ちから違う。
テネシー州ダフの施設でAntminer S19XPなどの採掘機を稼働させ、掘り出したビットコインの売却や保有で収益を得る。他社の採掘機を預かって稼働させ、その手数料や取り分を受け取る受託事業も手がける。
ビットコインの相場が急落すれば採掘の採算が一気に崩れる。約4年ごとに採掘報酬が半分に減る仕組みがあり、その節目で稼ぎが目減りする。ナスダックの最低株価基準に抵触して2025年3月に15対1の株式併合を行った経緯もあり、規模の小ささが資金調達力の弱さにつながっている。
2021年9月に招いた新CEOが次の事業探しを担い、そのままビットコイン採掘への転換を主導した。いまは借入を使った採掘施設の拡張が投資判断の中心で、株主への還元は行っていない。
ビットコインの相場と、施設で使う電気代の水準、採掘機の性能更新にかかっている。2025年3月に$3Mを年12%で借りて採掘機を追加調達しており、その返済負担も資金繰りに響く。
この会社をどう読むか
Abits Groupは名前だけ見るとビットコイン採掘の専業に見えるが、前身は中国でSNSアプリと広告を手がけたMoxianだ。アプリが使いにくいと敬遠されて2018年9月に運転資金が尽き、2022年に$40Mを調達して採掘へ看板を掛け替えた。
いまはテネシー州の自社施設で採掘機を動かし、掘り出したビットコインの値動きで稼ぐ。生え抜きの採掘会社と違って事業をゼロから作り替えた経緯があり、相場の急変だけでなく資金調達力の弱さにも目を配ることになる。
財務データ
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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