安定して稼ぎ、配当も出す手堅い会社

世界中で企業や富裕層向けの保険を引き受ける幅広い事業基盤と、採算を守る引き受けの規律の高さが強み。安売りに走らず利益の出る契約を選ぶ姿勢で、災害の多い年でも大崩れしにくい安定感を持つ。
企業向けの賠償・財物保険を中心に、富裕層向けの保険や、各国での個人向け保険を扱う。集めた保険料と支払う保険金の差が利益になり、加えて保険料を運用して得る金利収入も収益の柱になる構造になっている。
大型のハリケーンや地震など自然災害が相次ぐと、支払う保険金が膨らみ利益が削られる。保険料の値下げ競争が強まったり、運用先の金利が急落したりすると、収益が圧迫されやすい。
手堅い保険引き受けと運用で利益を積み、自社株買いと連続増配で株主に厚く還元する経営。世界各地へ事業を広げつつ、採算と財務の健全さを最優先にする規律ある姿勢が一貫している。
世界の企業活動と、事故・災害の発生状況に依存する。集めた保険料を運用する金利環境と、リスクに見合った保険料を設定する引き受けの規律が、利益を左右する前提になる。
資産 $272.3B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $73.8B(27%)。
おおむね健全。一部の指標に改善余地
読み込み中…