配当利回りが高く、配当で株主に報いる会社
企業向けの損害保険という専門分野で、長年の引き受けの実績とリスクを見極める力を築いてきた点が強み。幅広い業種のリスクに対応でき、企業との関係を通じて安定した保険料を得る。保険の引き受けと資金運用の二本柱で、専門特化した中堅の損害保険として稼ぐ立ち位置にいる。
企業が抱える事業のリスクを引き受ける損害保険の保険料が収益の柱。賠償責任や労働災害、財物の損害など、企業活動に伴う幅広いリスクを保険で引き受ける。これに、集めた保険料を将来の支払いに備えて運用した利息や配当が加わる。保険の引き受けと資金の運用の二つから稼ぐ構造になっている。
自然災害の多発や、想定を超える大型の賠償が相次ぐと、保険金の支払いが膨らんで採算が悪化する。保険料の引き下げ競争が続くと、見合った保険料を取れなくなる。金利の急変や相場の下落は運用益を圧迫し、過去の保険契約に絡む想定外の損失も、収益の重しになりうる。
配当を出しつつ、引き受けるリスクの見極めと、保険料の適正化、堅実な資金運用に力を入れる経営。企業向け損害保険に特化し、見合った保険料を取りながら保険金の支払いを管理し、運用益と合わせて着実に稼いで株主に還元する方針が特徴になっている。
保険料の水準と、保険金の支払い管理、そして運用環境に依存する。引き受けるリスクに見合った保険料を取れるか、保険金の支払いを保険料の範囲に収められるか、金利や相場が運用に有利か、そして大きな災害や賠償の損失に備えられるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $69.4B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $11.6B(17%)。
借金と支払い余力は並の水準。大きな不安はない
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