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Kingstone Companies2024年にニューヨーク州の住宅保険で引受額12位という規模を持つ。その一方で2025年には本社ビルを地元の郡に$3.6Mで売り、13.75%という高利のシニアノートも前倒しで完済した。身軽さを取りにいく判断が続いている。
子会社のキングストン保険が、ニューヨーク州を中心に住宅と個人向け、商業自動車の保険を引き受ける。保険料から保険金と再保険料を引いた残りと、預かった資金の運用益が稼ぎになる。仲介子会社が他社の契約を取り次ぐ手数料も入る。
一つの州に寄せている以上、大きな嵐がひとつ来れば支払いが一度に膨らむ。2025年7月には巨大災害向け再保険の上限を$280Mから$440Mへ引き上げており、百年に一度の嵐を想定した水準まで届かせた。
2025年のうちにニュージャージー州での引受をやめ、既存の契約も更新しなかった。一方で2026年第2四半期からは、通常の保険では引き受けにくい物件を扱う市場でカリフォルニア州に入ると表明しており、畳む州と攻める州を分けて動く。
2025年の直接引受保険料の98%がニューヨーク州の契約という偏りがあり、同州の住宅事情と嵐の当たり外れに収益の大半がかかる。再保険をどこまで手当てできるかも同じ重さで効いてくる。
この会社をどう読むか
Kingstone の保険料の98%は、ニューヨーク州で書かれた契約から来る。だから嵐が一つ通るたびに、この会社の一年の成績は書き換わる。
2025年はその危うさを正面から手当てした年だった。キングストンの本社ビルを地元の郡に売り、13.75%という高利の社債を前倒しで返し、巨大災害向け再保険の上限を$280Mから$440Mへ引き上げた。ニュージャージー州からは退く一方、個人向けを縮めた競合が残した顧客には代わりの保険を出し、2026年にはカリフォルニア州へ出ていく。
バランスシート (要約)
資産 $453M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $123M(27%)。
自己資本比率は同業の中央値を上回る
- 現金・現金同等物$12M
- 長期借入金$3M
- 短期借入金$4M
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $215M
- 売上成長率
- 38.5%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- 19.0%
- ROE
- 33.2%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $76M
- フリーCF
- $73M
- 営業CFマージン
- 35.3%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $1M
- 配当性向
- 3.5%
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