MI
NFT Ltd2009年にデラウェア州で血管疾患の治療薬会社として設立され、2014年の経営権交代で香港の美術品取引を丸ごと引き継いだ。2023年9月にはケイマン諸島の子会社へ吸収合併されて本籍も社名も移り、この転々とした来歴自体が同業には無い異色さになっている。
画商や作家が出した美術品の権利をNFTの形で売買できる場を運営し、成立した取引の手数料を受け取る。NFTの使い方を助言する報酬もあり、ゲーム内の登場人物や会員権をNFTで売る新分野も試している。
NFTへの関心が冷めれば出品も取引も細り、手数料はほとんど残らない。祖業の香港事業を手放した後は、この一本のほかに業績を支える収入源がない。
香港の美術品取引子会社を2023年に$1.5Mで売り、NFT取引という新しい看板一本へ事業を絞り込む再編を進めてきた。
美術品をNFTにした商品へ投資家の関心が続くかどうかで、取引量は決まる。出品する画商や作家をどれだけ引き寄せられるかが、その関心の受け皿になる。
この会社をどう読むか
NFT Ltdという社名だけを見ると生粋のブロックチェーン企業に映るが、出自は医療ベンチャーの「Cardigant Medical」だ。2014年に経営権が移ると医薬品開発をやめ、香港の美術品取引「Takung Art」の事業と名前を引き継いだ。
2023年には祖業だった香港の美術品取引子会社を$1.5Mで手放し、NFTという証票で美術品の権利を売買する自社の場へ看板を掛け替えた。会社の中身が二度入れ替わった経緯を知らずに社名だけで判断すると、見ているものを取り違える。
財務データ
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
MI の掲示板
ログイン状態を確認しています…
読み込み中…