
財務データが揃わず、性格の分類はしていない
マカオの6枚しかない賭博免許の一枚を握りながら、フィリピンやキプロス、スリランカへと運営地を広げてきた点は、マカオ専業の同業他社と一線を画す。免許を得づらい市場に先んじて拠点を持つことで、一つの規制環境に賭け金と業績が丸ごと縛られる危うさを薄めている。
稼ぎの太い柱はマカオのカジノだ。City of Dreamsやスタジオシティなど複数の統合型リゾートを運営し、賭けの取り分にホテルや飲食、買い物の収入を重ねる。同じ免許事業をフィリピンのマニラ、地中海のキプロス、2025年に営業を始めたスリランカのカジノでも展開し、マカオ一本足に頼らない収益の分散を図る。
収入の重心は依然としてマカオにあり、中国の景気が冷えたり当局が賭博や資金の持ち出しを締めつけたりすれば、来訪客と賭け金が一気に細る。マカオでの営業はそもそも政府から与えられた期限付きの権利で、更新の可否を自社では決められない。リゾートの建設や維持には巨額の資金がかかり、多額の借り入れを抱える点も財務の重荷になる。
高級ホテルの格付けや催しでの集客に力を入れつつ、マカオ以外の拠点開発にも資金を振り向ける。借り入れの管理と免許更新への対応が、経営判断の中心にある。
中国本土からマカオへの来訪客の量と、中国とマカオ双方の賭博や資金移動を巡る政策に業績が振れる。フィリピンやキプロス、スリランカの拠点は、それぞれの地域の観光需要と現地の規制に別々に左右される。
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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