MRBK
Meridian貸出一本の小さな地域銀行と並べると、住宅ローンの組成と資産運用の子会社を自前で抱えている点が際立つ。金利がどちらへ振れても、稼ぎ口を切り替える余地を残してある。
土台はペンシルベニア・ニュージャージー・デラウェアの三州と中部メリーランド、南西フロリダで集めた預金を、中小企業や不動産へ貸す利ざやだ。そこに住宅ローンを組んで売る部門と、資産運用の子会社が乗り、利息以外の手数料も入ってくる。
金利が跳ねて住宅の売買が止まれば、住宅ローン部門の収入は真っ先に細る。地盤が複数の州にまたがる分、一つの地域の不振は薄まるが、そのぶん目の届く範囲は広がり管理の手間も増える。
本社はペンシルベニア州モルバンに置き、融資の判断を地元に残したまま、貸出と住宅ローンと資産運用の三本を並行して伸ばしてきた。株主には配当を続けている。
貸出と住宅ローン、二つの市況に依存する。地元企業の資金需要が続くか、住宅の売買や借り換えが動くかで収益の重心が移り、金利はどちらにも効いてくる。
この会社をどう読むか
「地域の銀行」と聞けば、預金を集めて地元に貸す姿を思い浮かべる。Meridian にはその本業のほかに、住宅ローンをまとめて売る部門と、顧客の資産運用を引き受ける子会社がある。
貸出の利ざやが細る局面では住宅ローンや運用の手数料が支えに回り、住宅ローンが止まる局面では貸出が支える。稼ぎ口を意図的に散らしてあるため、金利が上下しても業績の崩れ方は一方向にならない。
バランスシート (要約)
資産 $2.6B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $200M(8%)。
自己資本比率は同業の中央値を下回るが、極端に薄くはない
- 短期借入金$107M
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $6M
- 売上成長率
- 10.1%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- 345.7%
- ROE
- 10.9%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $24M
- フリーCF
- $23M
- 営業CFマージン
- 384.7%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $6M
- 配当性向
- 26.0%
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