NEXR
Nexera Technologies日用品の通販会社が、国防や重要施設の警備という畑違いの市場へ横から入り込んだ。安全保障を担う子会社は2025年12月に最初の代理店契約を結ぶまで実体のない持株会社で、技術を作る側ではなく売る側に回った。
Amazonに屋号ごとの店を並べ、自社ブランドの日用品を売る。2025年に最も稼いだのは、イギリスで殺鼠剤やネズミ捕り、ふた付きの毒餌箱を扱う店で、これだけで売上の66%を占めた。研ぎ石やダーツの店、子ども向け玩具の店、2025年に買ったニュージャージーの物流倉庫が残りを埋める。
売場の規約変更や出品停止は、通販の会社にとって工場が止まるのと同じ意味を持つ。取次の契約は切られれば手元に何も残らず、独占権を得るために先に払った代金だけが費用として沈む。
自前で開発するより、有望な技術会社と代理店契約を結んで品揃えを増やす手を続けてきた。2026年に入ってからもメキシコやカナダ向けの契約を次々に積み増し、動きの速さで規模の小ささを補おうとしている。
収入のほぼ全部がAmazonの売場に乗っているため、検索順位や手数料の変更がそのまま数字に響く。安全保障のほうは自社に開発力がなく、Scanaryをはじめとするイスラエルの技術会社と結んだ販売代理契約を保てるかがすべてになる。
この会社をどう読むか
Nexera Technologiesは安全保障の人工知能を掲げている。だが2025年の売上の3分の2は、イギリスのAmazonで売った殺鼠剤とネズミ捕りから来ている。
もとはJeffs' Brandsという名前でAmazonの店を束ねる会社で、研ぎ石やダーツ、子ども向けの玩具まで、売れる商品を見つけては店ごと育ててきた。2025年12月に子会社が、立体の画像で危険物を見つける装置の販売権を買い、そこから防衛の看板を掲げ始めた。ただしその子会社は技術を作る側ではなく、開発元から仕入れて売る取次であり、看板と稼ぎの実体が近づくかはこれからの話になる。
財務データ
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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