NYT
New York Times一般紙的な報道の信頼と、The Athletic、Cooking、Gamesという毛色の違うブランドを一つのアプリ課金にまとめた束ね方が、他の新聞社と違う。報道機関として最多のピュリツァー賞受賞歴が、その土台を支える。
報道に加え、スポーツのThe Athletic、料理のCooking、パズルのGamesを一つの束にして売る。収入の大半は購読料で、広告と印刷受託、ブランドのライセンス収入がそれを補う。
報道への関心が薄れる時期に新規獲得が鈍ると、会員の伸びが目標から遅れ始める。生成AIが利用者を要約の中に囲い込み、元記事まで来なくなれば、広告と購読の両方が細る。
2027年末までに1500万購読という数値目標を掲げ、報道以外のCookingやGamesへの投資配分を増やしながら会員数を追いかける。2026年はデータ基盤と束ね売りの仕組みの強化に資金を寄せると明言している。
新規の会員獲得だけでなく、既存会員が解約せずに購読を続けるかが数字を左右する。2027年末までに1500万人という目標に対し、報道以外のブランドがどこまで解約の防波堤になるかが試される。
この会社をどう読むか
The New York Timesは新聞社という肩書きより先に、1278万人という購読者数で語られる会社になった。2025年末時点の数字で、過去最多を更新している。
内訳を支えるのは報道だけではない。スポーツのThe Athletic、料理のCooking、パズルのGamesを一つのアプリ課金に束ね、報道に関心の薄い層も会員にしている。2027年末に1500万人という次の目標を掲げる。
バランスシート (要約)
資産 $3B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $2B(68%)。
開示から読める範囲では借金は軽い
- 現金・現金同等物$255M
- 他の流動資産$773M
- 固定資産$2B
- 流動負債$667M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $2.8B
- 売上成長率
- 9.2%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- 15.3%
- 純利益率
- 12.2%
- ROE
- 16.9%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $584M
- フリーCF
- $551M
- 営業CFマージン
- 20.7%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $110M
- 配当性向
- 32.1%
NYT の掲示板
ログイン状態を確認しています…
読み込み中…