PAGS
PagSeguro Digital決済専業でもデジタル銀行専業でもなく、対面決済から無料口座、カード発行、越境決済までを一社でつないでいる。売り手と買い手の双方を同じ器の中に抱える点で、同業の多くと構えが違う。
中小の商店に決済端末とオンライン決済の仕組みを渡し、扱った金額に応じた手数料を得る。あわせて無料のデジタル口座PagBankで送金や投資、カード発行まで引き受け、そこに集まる預金が資金調達の原資にもなる。加盟店630万、利用者3,400万人を超える規模に育った。
ブラジルの決済とデジタル銀行は大手行と新興勢がひしめき、手数料の引き下げ競争が絶えない。銀行機能を広げた分、貸し倒れという別種の損も抱え込んだ。同国の高金利と景気の冷え込みは、その両方に同時に効いてくる。
登記はケイマン諸島にあるが、実務はサンパウロ本社と8,645人の従業員が担い、ブラジル全州5,569都市に足場を持つ。稼いだ分は決済網の拡大と口座機能の強化に回している。
扱う決済額と加盟店数の伸び、そしてPagBank口座がどれだけ使われるかで決まる。口座に積み上がる残高が調達コストを直接左右するため、預金の伸びは利益率にそのまま効く。
この会社をどう読むか
PagSeguroの客は、街の露天商や美容室、小さなネットショップといった、従来の銀行が相手にしてこなかった売り手だ。2006年に小さなオンライン店主向けの決済ブランドとして始まり、いまはブラジル全州の5,569都市に届いている。
2019年に無料のデジタル口座PagBankを出したことで、会社は二つ目の顔を持った。決済で手数料を取りながら、売り手と買い手の資金を自社の口座に置いてもらい、集まった預金を調達の原資に回す。手数料の値下げ競争と貸し倒れという別々のリスクを、同時に負う構えでもある。
財務データ
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
PAGS の掲示板
ログイン状態を確認しています…
読み込み中…