PSEC
Prospect Capital融資一本のBDCと違い、Prospect Capitalは不動産を持つREITに支配的な持ち分を抱え、かつては証券化商品にも資金を置いていた。分配を毎月払う点も、四半期ごとが一般的なこの業界では珍しい。
銀行を介さず、非公開の中堅企業に直接融資する。担保順位の高い第一順位ローンを中心に、劣後ローンや転換社債、優先株にも資金を置き、そこから入る利息を収入にしている。
景気が後退して融資先の中堅企業が傾けば、貸し倒れがそのまま純資産の目減りになる。保有する不動産REITは値動きの振れが大きく、利益の大半を分配に回すぶん内部に蓄える余力は薄い。
2004年に組成され同じ年に上場したBDC(事業開発会社)で、運用そのものは外部の投資助言会社に委ねる体制をとる。分配の水準を保つことを判断の軸に置いている。
融資先を自ら開拓する力と、貸し倒れをどこまで低く抑えられるかが土台。総資産$7B規模の運用は外部の投資助言会社に委ねており、その助言会社への手数料も収益から差し引かれる。
この会社をどう読むか
Prospect Capitalは、銀行が及び腰になった隙間を埋める貸し手だ。
非公開の中堅企業は、規模が小さすぎて銀行の融資枠に乗りにくいことが多い。この会社は総資産$7Bを抱えてそこへ直接踏み込み、担保順位の高い貸し付けを軸に据えつつ、不動産を持つREITにも資金を回している。稼いだ利益の大半を毎月の分配に充てる仕組みは四半期ごとが普通のこの業界では珍しく、その分配を保てるかが株価を動かす。
バランスシート (要約)
資産 $6.4B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $2.9B(45%)。
自己資本比率は同業の中央値を上回る
- 現金・現金同等物$44M
- 長期借入金$1.9B
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- 5.2%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $516M
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- —
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
- 配当総額(年間)
- $250M
- 配当性向
- 162.5%
PSEC の掲示板
ログイン状態を確認しています…
読み込み中…