
RCON
Recon Technology自ら油田を掘らず、国有石油会社の設備投資に合わせて自動化の機器と役務を差し込む受託に回る。三次回収という、採油の難易度が上がった段階に的を絞った品ぞろえを持つ。
売り先は中国石油天然気(CNPC)や中国石化(Sinopec)といった国有の石油会社に限られる。納めるのは原油から水分やガスを取り除く加熱炉、坑口に据える機器、輸送や貯蔵の自動制御装置で、加熱炉は熱効率90%をうたう。
少数の国有大手への依存度が高く、1社の投資計画が縮めば受注が一気に細る。原油価格が下がって油田の稼働が鈍れば、機器の更新も後回しにされやすい。受注が特定の時期に偏るため、四半期ごとの売上の振れも大きい。
機器を単品で納めるところから、フラクチャリング周りの施工を入り口にした一括受託へ重心を移そうとしており、そのための人材と研究開発に資金を割いている。ガソリンスタンドの運営を電子化する案件や、低価値の混合プラスチックを熱分解する工場の建設にも手を出した。
顧客が数社の国有石油会社に集中しているため、その設備投資の額がそのまま受注の量になる。中国の油田は採油の難しい三次回収の段階に入ったものが多く、そこでの水分除去や自動制御の需要が追い風になっている。
この会社をどう読むか
Recon Technology の顧客は、中国石油天然気(CNPC)や中国石化(Sinopec)など数えるほどの国有企業に事実上集約されている。中国の石油産業そのものが、この数社に支配された構造だからだ。
手がけるのは、原油から水分やガスを取り除く加熱炉や、坑口に据える自動制御の機器で、採油の難しい三次回収に入った油田ほど需要が生まれる。近年はガソリンスタンドの運営の電子化や、廃プラスチックを熱分解する工場にも手を伸ばしており、油田一本の会社から抜けようとしている。
バランスシート (要約)
資産 $12M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $6M(52%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
- 現金・現金同等物$274K
- 他の流動資産$11M
- 固定資産$772K
- 流動負債$4M
- 短期借入金$80K
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $6M
- 売上成長率
- −24.0%
- 粗利率
- 17.0%
- 営業利益率
- −93.4%
- 純利益率
- −95.7%
- ROE
- −98.8%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- —
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- —
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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