USNA
USANA Health Sciences店頭やネット通販で売る一般的な健康食品会社と違い、自社工場で品質を管理した製品を、登録会員という人のつながりを通じて売る仕組みを軸にしている。近年はHiyaやRiseの買収で直販単一事業から通販・小売を組み合わせた展開へと広げている途中にある。
ビタミンや健康食品、美容製品を自社工場で作り、登録した会員が知人や顧客に売り、会員は売上に応じた報酬を受け取る。2025年の売上は$925Mで、うち中国本土だけで4割強を占める最大市場になっている。2024年末に子ども向け栄養ブランドHiyaの株式の大半を、2022年には食品ブランドRiseを取得し、通販や小売でも売る展開を広げている。
売上の4割強が中国本土に集中しており、同国の景気減速や規制の締め付けが直撃しやすい。直接販売という仕組みは会員の熱意が落ちれば売上がしぼみ、国によっては規制や見られ方そのものが厳しい。ネット通販の安価な健康食品との価格競争も年々強まっている。
会員が売り歩く従来の販路を守りながら、買収したHiyaやRiseを足がかりに通販や小売へ広げる方向へ舵を切っている。中国本土に売上が偏る形を崩すため、2026年初めにはカナダと英国への進出も計画に掲げる。
業績を決めるのは、商品を売り歩く会員をどれだけ集め、その活動を保てるかという一点だ。中国をはじめ各国が直接販売の仕組みをどう規制するか、そしてドルに対する各国通貨の動きも、収入の見え方を変える。
この会社をどう読むか
USANA Health Sciences の2025年の売上$925Mのうち、4割強はひとつの国、中国本土から来ている。
自社工場で品質を管理したビタミンや美容製品を、登録した会員が知人や顧客に手売りする。この直接販売という一本の販路が、長らく売上のほぼ全てを運んできた。2024年末に子ども向け栄養ブランドHiyaを買ったのは、その単一事業から抜け出すための布石だ。
バランスシート (要約)
資産 $743M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $533M(72%)。
開示から読める範囲では借金は軽い
- 現金・現金同等物$158M
- 他の流動資産$130M
- 固定資産$455M
- 流動負債$129M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $925M
- 売上成長率
- 8.3%
- 粗利率
- 78.3%
- 営業利益率
- 4.0%
- 純利益率
- 1.2%
- ROE
- 2.0%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $22M
- フリーCF
- $9M
- 営業CFマージン
- 2.4%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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