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Petco Health & Wellness用品だけの小売りでも診療だけの病院でもなく、すでに人が来ている場所に病院を開ける点が強い。単独開業の動物病院が集客から始めるのに対し、この会社は集客の済んだ床に診療台を置ける。
全米約1,400店とオンラインで餌や用品を売るのが土台で、そこに自社ブランドの商品を厚く重ねている。同じ店舗の中で動物病院とトリミング、しつけ教室を運営し、来店の目的そのものを増やしている。
餌や用品はネット通販や量販店と値段で比べられやすく、利幅が削られる。景気が悪くなると餌の購入は続いてもトリミングや高額な用品は後回しにされ、約1,400店の家賃と人件費だけが変わらず残る。
2025年度に新しい経営陣が入り、利益と現金の出方を立て直す方向へ舵を切った。会員制度と定期配送で来店と購入の頻度を上げ、値段では勝てない領域をサービスで埋める組み立てを取っている。
飼い主が餌や用品にどれだけ払い続けるか、そして併設した診療やトリミングの予約がどれだけ埋まるかで売上が動く。診療を広げるには獣医師を集め続ける必要があり、そこが拡大の速度を決める。
この会社をどう読むか
Petcoの店に入ると、餌の棚の奥に診察の受付がある。1965年に用品店として始まった会社が、60年かけて物を売る場所から、犬猫の面倒をまとめて引き受ける場所へ姿を変えてきた。
いまは約300の動物病院を店内に構え、週あたり約1,600の簡易診療も回している。同じ床に診療を置けば、通院のついでに餌が売れ、会員の記録も一箇所に集まる。単独の動物病院には作れない循環だが、肝心の餌と用品はネット通販との値段勝負にさらされたままで、この二つの綱引きが損益を決めている。
バランスシート (要約)
資産 $5.2B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.2B(23%)。
借金と支払い余力は並の水準。大きな不安はない
- 現金・現金同等物$257M
- 他の流動資産$763M
- 固定資産$4.2B
- 流動負債$1.1B
- 長期借入金$1.5B
- 短期借入金$5M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $6B
- 売上成長率
- −2.5%
- 粗利率
- 38.7%
- 営業利益率
- 2.0%
- 純利益率
- 0.2%
- ROE
- 0.8%
- ROIC
- 3.6%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $314M
- フリーCF
- $187M
- 営業CFマージン
- 5.3%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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