火曜の市場は下げた。その中でコーニングが7.56%高の$165.96で引けている。
発表したのは、ベライゾンとの光ファイバーの供給契約だった。
2027年から2032年まで、8,000万マイル超
契約は複数年にわたる。2027年から2032年にかけて、高密度の光ファイバーと接続部品を納める。
量は8,000万マイルを超える。金額は両社とも具体的な数字を出していないが、複数年で数十億ドル規模だと説明している。
コーニングは、この受注に合わせて米国内の生産設備を広げるとしている。
使い道は、家庭とAIの2つ
ベライゾン側の目的は2つある。
1つは家庭向けの光回線である。同社は光を引ける世帯数を4,000万〜5,000万まで増やす計画を掲げている。
もう1つがAIだ。計算を担うデータセンターどうしをつなぐ長距離の回線に、同じ光ファイバーを使う。
GLWCorning▲7.56%
VZVerizon Communications▲0.54%
LITELumentum Holdings▲11.04%ANETArista Networks▲0.61%
STXSeagate Technology▲6.49%
ガラスの会社が、6年先まで埋まった
この契約の意味は、量よりも長さにある。
光ファイバーは景気で受注が上下する部品だった。それが2032年まで決まると、工場を建てる判断がしやすくなる。
同じことが、この1週間ほかの部品でも起きている。メモリでは大手が5年分の供給を先に押さえた。AIの設備投資が、部品の売り方そのものを変えつつある。
次に見るのは、実際に敷かれる速さ
契約は約束であって、売上ではない。
実際に光が引かれる速さは、工事の人手と自治体の許可で決まる。ベライゾンが年に何世帯を通せるかが、そのまま納入の速さになる。
朝刊は9月9日号に。

