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sodate Stories ・ 2026.09.09

SKハイニックス4.83%高 ── メモリスマホらAIへ移った

市場全体が下げた火曜に、メモリと半導体装置だけが上げた。SKハイニックスが4.83%高、シーゲイトが6.49%高、AMDが5.90%高、ラムリサーチが4.15%高。一方でアップルは1.17%安である。理由として挙がったのは、AIのデータセンターがメモリの生産枠をスマートフォンから引き剥がしているという見方だった。同じ工場で作れる量は決まっている。誰に回すかが変われば、株価の勝ち負けも入れ替わる。

SKHY4.83%STX6.49%AMD5.90%3分で読める ・ sodate 編集部
SKハイニックスのDDR5 Tall MRDIMM。サーバー向けの大容量メモリー製品で、この日株価は4.83%高となった
4300streetcar · CC BY 4.0

S&P 500は0.58%安、ダウは628ドル安。火曜の市場は全体として下げた。

その中で、はっきり逆を向いた一群がある。半導体のうち、記憶する側と作る機械だった。

上げたのはメモリと装置、下げたのはスマホ

SKハイニックスが4.83%高、シーゲイトが6.49%高。AMDが5.90%高、ラムリサーチが4.15%高で続いた。

一方でアップルは1.17%安である。同じ半導体の需要の話でありながら、向きが逆になった。

同じ日に、向きが分かれた前日比・9/8

作れる量は決まっている

理由として挙がったのは、割り当ての話だった。

メモリの工場で作れるウェハーの枚数は決まっている。AIのサーバー向けに使う高帯域のメモリは1枚あたりの取り分が大きく、同じ枚数からできる普通のメモリは減る。

その普通のメモリを最も多く使うのが、スマートフォンである。AIに回す枠が増えれば、スマホ向けの調達価格は上がる。

SKHYSK hynix Inc.$185.554.83%
直近1か月の終値 (日足)。緑=前日より上げた日、赤=下げた日30日 $135$186
SKハイニックスの1か月。AI向けの割り当てが読み直され、この日4.83%高の$185.55で引けた

9月4日は値段の話、今度は枠の話

メモリが買われるのは、この2週間で2度目になる。

9月4日はNAND型フラッシュメモリの契約価格が上がる、という値段の話だった。今度は誰に回すかという枠の話である。

同じ業種の中でも反応は割れた。マイクロンは1.61%安である。すでに大きく上げてきた銘柄は、この日は動かなかった。

次に見るのは、スマホの値段

この見方が正しければ、次に数字として出るのはスマートフォンの原価になる。

メモリの調達価格が上がれば、端末メーカーは値上げするか利益を削るかを選ぶことになる。決算でその選択が見える。

逆にAI向けの投資が緩めば、枠はすぐ戻る。この一群の上げは、そのときは同じ速さで戻る。

朝刊は9月9日号に。

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