エヌビディアは月曜、1.68%高の$228.86で引けた。ナスダックが0.92%下げた日の上昇である。
$150Bは買い付け額ではなく、追加の承認枠
同社は取締役会が自社株買いの承認枠を$150B増やしたと発表した。これにより、残りの承認枠は約$235Bとなる。会社は2028年度までに実施する方針を示した。
承認枠は買い付けられる上限であり、発表日に$150Bを市場で買ったという意味ではない。実際の買い付け額と時期は、今後の会社の報告で確かめる必要がある。
AIエージェントの安全性に向けた製品も発表
同じ日、同社は「Open Agent Safety Platform」を発表した。AIエージェントの動作を試す段階から、実際の運用まで安全対策を組み込むための製品群だ。会社発表はOpenShellやSentryなどの構成要素を挙げている。
ただし、この製品が28日の上げ幅にどれだけ寄与したかは株価だけでは分からない。確かなのは、自社株買い枠の増額と新製品の発表が同じ日にあったことだ。
半導体株が一斉に上げたわけではない
半導体4社の9月28日前日比・9/28
NVDANVIDIA▲1.68%
QCOMQualcomm▼7.17%
INTCIntel▼5.67%
MRVLMarvell Technology▼3.83%
クアルコムは7.17%安、インテルは5.67%安、マーベル・テクノロジーは3.83%安だった。この3社の下落をエヌビディアの発表が引き起こしたという根拠は確認できない。全体相場も下げた中、個別材料を持つエヌビディアだけが上げた、という値動きである。
次に見るのは、承認枠のうち実際にいくらが買い付けられるか、そして新製品が売上につながるかだ。朝刊は9月29日号に。



