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米国終値8/28
S&P 5007,711.76-0.25%
NASDAQ26,402.42-0.52%
Dow Jones53,559.99-0.02%
Russell 20002,972.37-1.39%
VIX14.43-0.08
ドル円160.07+0.51%
10年債4.72%+0.05
原油 WTI83.46-0.08%
4,506.20-2.25%
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sodate Daily ・ 2026.08.054分で読める ・ sodate 編集部

S&P最値、油2日で1割安。パランティア29%高

火曜の米国株はS&P 500とダウがそろって最高値を更新した。トランプ大統領が「イランとの協議は進行中」と述べ、ベッセント財務長官がホルムズ海峡の再開で合意が近いと語ったことで、WTI原油は6.27%安の$75.30。前日と合わせて2日で1割超下げた。個別ではパランティアが決算で29.45%高。米国の民間向け売上が149%増と、AI需要の中身がはっきり出た。一方でアプティブは決算を上回りながら見通しで16.62%安になった。

アームの本社(英ケンブリッジ)。データセンター向け使用料の伸びが評価され17.36%高となった
Cmglee · CC BY-SA 3.0

前号で「次に確かめるべきは、協議が実際に始まるかどうかだ」と書いた。その答えが1日で出た。

トランプ大統領は火曜、イランとの協議は進行中であり、制裁の再開に踏み切る前に「最後の機会」を与えたいと述べた。ベッセント財務長官はさらに踏み込み、商船の自由な通航を伴うホルムズ海峡の再開について、火曜か水曜にも合意に達し得ると語っている。月曜にイラン側が「協議は行われていない」と否定していた話が、1日で当事者の口から肯定された形だ。

WTI原油は6.27%安の$75.30。前日の5.44%安と合わせて、2日で1割を超えて下げた。

株はこれを歓迎した。S&P 500は1.79%高の7,736.52、ダウは1.71%高の54,085.88で、どちらも最高値を更新。ナスダックは2.59%高の26,584.99、ラッセル2000も1.85%高と、規模を問わず買われている。11セクターのうち10が上げ、下げたのは前日と同じくエネルギー(0.27%安)だけだった。

3つのポイント

  1. パランティアが超大型株で29.45%高パランティアは決算で29.45%高の$162.66。四半期の売上は$1.94Bと前年比93%増で、市場予想の$1.8Bを大きく超えた。1株利益も$0.41と予想の$0.35を上回り、通年の売上見通しを$8.16Bへ引き上げている。中でも目を引くのが米国の民間企業向け売上で、前年比149%増。政府向けの会社という印象が強かったが、伸びの主役は民間に移っている。時価総額$1,000億超の会社が1日で3割近く動くのは異例で、2024年2月の30.8%高に次ぐ上げ幅だった。

  2. 半導体は前日の続きで全面高:情報技術セクターが3.44%高で11セクターの首位。アームは17.36%高で、データセンター向けの使用料収入が2四半期続けて前年比2倍を超えたことが評価され、JPモルガンが目標株価を引き上げた。インテルが10.84%高、サンディスクが10.84%高、エンテグリスが15.46%高、ファブリネットが16.47%高、デルが8.92%高。7月下旬に売られた分の買い戻しが、装置と部材まで広がった。

  3. アプティブは決算を超えても16.62%安:自動車部品のアプティブは1株利益$1.63と市場予想の$1.42を上回った。それでも16.62%安の$47.72と52週安値まで売られたのは、見通しのほうだ。7〜9月期の1株利益を$1.25〜1.35(予想$1.61)、通年を$5.60〜5.80(予想$6.16)と示している。前号のマリオットと同じ形で、終わった四半期より次の四半期が見られた。

$3Tに乗った翌日、アマゾンは2.32%安の$277.42と反落している。この日の超大型株では下から2番目の下げで、記録の翌日に利益確定が出た形だ。大型ではウェイフェアが29.97%高、ゼブラ・テクノロジーズが26.47%高、ガートナーが22.61%高と、決算で評価が反転した銘柄が並んだ。

原油が2日で1割下げ、株が2日続けて最高値を更新した。ただしホルムズ海峡の再開は、まだ「合意に達し得る」という段階である。前号では否定され、今号では肯定された。実際に船が通るまでは、この値段は言葉の上に立っている。