デラウェア州に特化した独立系の水道の会社という点が最大の特徴。多くの州に展開する大手の水道の会社とは異なり、地域に密着する。州の人口の約三分の一に供給する寡占に近い立場と、州の公益の委員会との長年の関係が、規制のもとでの安定した収益を支える。多州の大手とは異なる、デラウェア州に特化した独立系の小型の水道の会社の立ち位置にいる。
規制のもとで、家庭や商業、工業の客に水道を供給し、下水の処理も手がけるのが事業の柱。事業の中心はデラウェア州で、州の人口の約三分の一に水道を供給する。料金は、州の公益の委員会の規制のもとで決まり、規制された範囲で安定した収益を得る。これに加え、消火栓の年間の料金や、水質の検査、保守の契約といった周辺の収入もある。規制された水道と下水の料金で稼ぐ構造になっている。
州の公益の委員会が、求めた料金の引き上げを認めなかったり、大きく減額する弱点を抱える。新しい水質の規制への対応の費用が急増し、料金への転嫁が遅れることもある。気候の変動による干ばつや洪水で、設備が被害を受ける恐れもある。大手の水道の会社による買収の提案もありうる。金利の上昇で、公益への資金が流出することもある。
配当を出し、数十年にわたる長い連続の増配を続ける、保守的な水道の会社の経営。現在の経営者が率いる。規制のもとでの安定した運営を保ちつつ、水質の改善などの設備への投資と、料金の引き上げの申請の釣り合いを取る。配当の王に近い水準の連続の増配を続ける、典型的な小型の公益の会社の運営になっている。
料金の規制と、人口の動き、水質の規制に依存する。州の公益の委員会が、求めた料金の引き上げを認めるか、地盤とするデラウェア州の住宅や人口が増えるか、有害な物質などの新しい水質の規制への対応の費用を料金に転嫁できるか、そして金利の水準が資金の調達の費用に有利に働くかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $851M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $250M(29%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
- 現金・現金同等物$52K
- 他の流動資産$21M
- 固定資産$830M
- 流動負債$34M
- 長期借入金$174M
- 短期借入金$2M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $113M
- 売上成長率
- 4.6%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- 24.6%
- 純利益率
- 20.2%
- ROE
- 9.1%
- ROIC
- 5.1%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $40M
- フリーCF
- −$18M
- 営業CFマージン
- 35.7%
- 現金ランウェイ
- 1年未満
配当
- 配当総額(年間)
- $13M
- 配当性向
- 55.5%
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