
配当を出さず稼ぎを再投資する、黒字で財務も底堅い会社
外食と保険、雑誌のブランド貸し、石油の採掘という並びに業種としての共通点はなく、つなぎ目が資本配分の一点しかない構造が、専業の会社とは根本から違う。投資組合への出資には五年の据置期間が付いており、現金をすぐ引き戻せない設計になっている。
稼ぎ頭はSteak n ShakeとWestern Sizzlinの外食で、店を独立採算のフランチャイズパートナーに任せる形へ作り替えを進めている。ここに商用トラック保険や地方の損害保険、バミューダの再保険、雑誌のブランド使用料、石油とガスの採掘という、性格の異なる収入源が加わる。
フランチャイズパートナー方式への移行で客足が落ちる店が出れば、外食の収益が揺れる。預けた投資組合の評価が下がれば決算の振れがそのまま大きくなり、石油とガスの事業は原油相場を直に受ける。
創業者のSardar Biglariが会長兼CEOとして投資と資本配分を一手に握り、日々の運営は各事業の責任者に委ねる。本人が発行済み株式の過半を持つため、外部の株主が経営の向きを変える余地は小さい。
土台になるのは外食の既存店売上と保険の引受採算で、そこへ資本をどこに振り向けるかという一人の判断が乗る。2025年末で$772Mが非公開の投資組合に預けられており、その運用成績が決算に直に効いてくる。
資産 $1B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $523M(51%)。
借金が軽く手元資金も厚い。安全度は最高水準
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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