CD
Chaince Digital Holdings証券の免許を持つ子会社を抱える点が、同規模の暗号資産関連企業と異なる。ただし社名も事業構成も変遷しており、実態の見極めが難しい。
暗号資産関連の技術提供、AI向け計算基盤や冷却装置の開発、傘下の証券会社による金融サービスという3つの柱を掲げて収入を得る。
流行の分野を追って事業を組み替える過程で、どの柱も育ち切らないまま費用が先行する。増資が続けば持ち分の希薄化も重なる。
2025年に社名を変え、事業の看板も入れ替えた。話題の分野への進出発表が多く、発表と実績の距離を測りながら見る必要がある。
掲げる3つの分野それぞれの市況に依存する。いずれも小規模なため、資金調達と提携の成否が事業の継続を左右する。
この会社をどう読むか
チェインス・デジタル・ホールディングスは、2025年に旧マーキュリティ・フィンテックから改称した会社である。暗号資産、AI向けの計算基盤と冷却装置、そして傘下の証券会社という3つの看板を並べる。
社名と事業の看板を短い間隔で変えてきた会社は、それ自体が読むうえでの情報になる。追っているのが市場の流行であって、育てている本業がまだ無いことを示唆するからだ。証券の免許を持つ子会社は確かに特徴だが、全体の規模は小さく、どの柱も数字で語れる段階にない。この手の銘柄は、発表の数ではなく、監査済みの決算に載った売上の中身で判断するのが安全である。それが揃うまでは、値動きの荒さだけが確かな性質になる。
バランスシート (要約)
資産 $47M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $44M(94%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
- 現金・現金同等物$34M
- 他の流動資産$11M
- 固定資産$1M
- 流動負債$2M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $2M
- 売上成長率
- 277.9%
- 粗利率
- 64.3%
- 営業利益率
- −202.0%
- 純利益率
- −273.0%
- ROE
- −11.6%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$2M
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- −129.1%
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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