財務データが揃わず、性格の分類はしていない
中国発の米国上場企業の多くがVIEという契約の束で運営会社をつなぐ中、Chageeは北京の運営会社の株そのものを持っている。契約が切れれば支配も切れるVIEと違い、投資家から見た持分の実態がそのまま登記に現れる。
2017年に事業を始め、2020年に設立した北京の運営会社を通じて中国全土で店を展開する。直営店と加盟店の両方で店数を伸ばし、加盟店からは茶葉や資材の供給、運営指導、ブランド使用の対価を受け取る。2023年にケイマン諸島へ置いた持株会社は、シンガポールの中間会社を挟んで北京の運営会社の株を100%持っている。
茶飲料の店は参入障壁が低く競争が激しい。人気が陰れば客が離れ、出店を急ぎすぎれば近くの店同士で客を奪い合う。監査法人が中国本土にあるため、米国の監査当局が2年続けて検査できない状態になれば、米国市場での取引が禁じられうるHFCAAの網にかかる。
中国国内の出店拡大と並行して、シンガポールに置いた会社で東南アジアを、英国に置いた会社で米国を担う体制を組んだ。上場から日が浅く、監査体制や情報開示の整備にも力を割いている。
加盟店の出店数と一店あたりの売上、そして中国の若い世代の消費意欲で業績の伸びが決まる。2025年4月に上場したばかりで、株価は上場後の限られた実績を材料に動きやすい。
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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