まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
脳や脊髄のがんという狭い領域に絞り、検査と薬、データの解析までを一つの会社で束ねて手がける点が最大の特徴。薬の候補だけを手がける会社とは、抱える事業の幅が違う。脳のがんに検査と薬と解析で挑む会社の立ち位置にいる。
脳や脊髄のがんを対象にした三つの事業が柱。脳の周りを満たす液を調べ、がん細胞を見つけて追う検査の役務と、放射性の物質を使ってがんを狙い撃つ薬の候補、そして検査や画像、診療のデータを束ねて解析に生かす仕組みを、それぞれ手がける。もとは薬の候補を中心に据えた会社だったが、検査とデータの解析を加え、脳のがんを幅広く支える会社へと事業を広げた。
検査と薬とデータ解析という、性格の異なる三つの事業を抱える点は、的を絞りにくくし、評価を難しくする弱点を抱える。薬の候補は、臨床試験でよい結果が出なければ開発が行き詰まる。脳や脊髄のがんは患者の数が少なく、市場そのものが小さい。まだ利益が出ておらず、増資による株式の希薄化が続きやすい。
配当を出さず、検査の役務の普及と薬の候補の臨床試験に資金を向ける経営。事業の名前を改め、検査とデータの解析を柱に加えた方針が特徴になっている。
検査の役務の広がりと、薬の候補の臨床試験、そしてデータ解析の仕組みの普及に依存する。検査の役務を使う医療機関を増やせるか、薬の候補が試験で効果を示せるか、データを解析に生かす仕組みが実際に役立てられるかが、行方を左右する大きな前提になる。
資産 $16M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $4M(24%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約1年未満分
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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