
安定して稼ぎ、配当も出す手堅い会社
労災医療という、保険の手続きと雇用主との調整に精通が要る分野で、全米唯一の全国網を持つ点が最大の強み。雇用主と保険会社の双方から、復帰を早め費用を抑える相手として選ばれる。公的保険に頼らない支払い構成も独特で、職場の医療の門番の立ち位置にいる。
仕事中のけがの治療と職場復帰の支援、雇入れ時の健康診断や薬物検査を行う診療所網の診療収入が収益の柱。支払いは労災保険と雇用主が中心で、公的医療保険への依存が薄い。企業構内の診療所運営や遠隔診療も手がける。全米の事業所の近くに診療所を置き、雇用の数に乗って稼ぐ構造になっている。
景気後退で雇用が減ると、労災も健診も件数が細る。職場の自動化と在宅勤務の広がりは、けがの起きる現場仕事の総量を長期で削る。州の労災報酬の改定は単価の天井になる。分離上場で背負った借入は金利上昇下で重い。
配当を払いながら、地場診療所の買収と企業内診療の拡大に投資する経営。診療所の標準化で質と効率を揃え、単価の改定を州ごとに積み上げる。借入の返済と成長投資の均衡を取る方針が特徴になっている。
雇用と労災の件数、診療単価、買収の継続に依存する。製造や物流の雇用が労災と健診の需要を保つか、州ごとの労災の診療報酬が引き上げられるか、地場の診療所の買収で網を広げられるか、そして人件費の上昇を単価と効率でこなせるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $2.9B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $393M(14%)。
借金が重いか支払い余力が薄い。決算ごとの確認が必要
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