ESTA
Establishment Labs表面を滑らかにして体への負担を抑える独自の技術と、自然な形を追った設計が最大の強み。長年大手が支配してきた市場に、新しい発想の製品で挑む後発の新興企業になる。中南米の本社から八十を超える国へ広げた実績を土台に、最大の米国市場へ攻め込む新興の医療機器の立ち位置にいる。
豊胸や乳房の再建に使うシリコン製のインプラントを作って売るのが収益の柱。表面を滑らかにして体への負担や合併症を減らす独自の技術と、自然な形を目指した設計を売りにする。中南米や欧州、アジアなど八十を超える国で売り、近年は最大の市場である米国の承認を得て参入した。販売の量と、美容や再建の需要で稼ぐ構造になっている。
米国市場は大手が圧倒的な地位を占めており、医師が慣れた製品から切り替えなければ、参入が空振りに終わる。美容のインプラントは景気に敏感で、裁量の支出が減れば需要が冷える。インプラントに新たな安全性の懸念や訴訟が生じれば打撃は大きい。赤字が続けば、増資による持ち分の希薄化も重なる。
配当を出さず、現金を米国での販売の拡大と世界展開、開発に集中させる経営。創業者が主導し、整形外科医への採用を広げることを最優先に置く。手元資金の管理を保ちつつ、独自技術の優位を磨いて大手に挑む方針が特徴になっている。
米国市場への浸透と、美容需要、競合との差に依存する。承認を得た米国で、整形外科医に採用を広げて販売を伸ばせるか、景気に左右される美容の裁量支出が保たれるか、長年首位を占める大手から客を奪えるか、そして開発と販売を続ける資金を確保できるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $357M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $24M(7%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約1年分
- 現金・現金同等物$76M
- 他の流動資産$174M
- 固定資産$107M
- 流動負債$82M
- 長期借入金$248M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $211M
- 売上成長率
- 27.1%
- 粗利率
- 69.3%
- 営業利益率
- −18.5%
- 純利益率
- −24.2%
- ROE
- −216.9%
- ROIC
- −11.4%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$51M
- フリーCF
- −$57M
- 営業CFマージン
- −24.1%
- 現金ランウェイ
- 約1年
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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