まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
がんの増殖を促す複数の経路を、一つの飲み薬で同時に抑えようとする組み合わせの発想が特徴。単一の経路だけを狙う薬とは、狙い方が違う。がんの増殖の仕組みを突く新薬を開発する会社の立ち位置にいる。
いまはまだ薬を売る収入がなく、開発の途上にある。がん細胞に多くみられる、増殖を促す仕組みを標的にした、飲み薬の候補を開発する。主力の候補は、子宮体がんや乳がんを対象に、複数の経路を同時に抑える組み合わせの薬として、臨床試験を進めている段階にある。承認されて売り出せるようになるまでは、増資や提携で得た資金を頼りに研究を続ける。
臨床試験でよい結果が出なければ、開発そのものが行き詰まる弱点を抱える。薬の候補が承認されるまでは収入がなく、増資による株式の希薄化が続きやすい。同じ標的を狙う競合の薬も多く、先を越される危険もある。開発には長い年月と多額の費用がかかり、資金が尽きれば継続できない。
配当を出さず、資金のすべてを主力候補の臨床試験に注ぐ経営。買収によって主力の候補を取り込み、大型の資金調達もあわせて実施した。臨床試験の推進が、運営の中核になっている。
臨床試験の結果と、資金調達、そして承認の行方に依存する。主力の候補が試験で効果と安全性を示せるか、開発を続ける資金を確保し続けられるか、規制当局の承認を得られるかが、行方を左右する大きな前提になる。
資産 $23M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $19M(81%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
読み込み中…