FTH
Faeth TherapeuticsPIKTORは飲み薬二剤の組み合わせで、PI3K経路の複数の箇所を同時に抑える設計を取る。この経路を最初に見つけたLewis Cantley氏がFaethの科学創業者に名を連ねる点も、この規模の会社としては異例だ。
薬の売上はまだなく、買収に合わせて集めた$200Mを使って子宮体がんの第二相試験を進めている段階にある。承認まで進めば、単剤としての販売や他剤との併用契約が収益の入り口になる。
PI3K経路を狙う薬はこれまで一箇所だけを止める形が主で、効き目が限られ、毒性で使われなくなった例もある。複数箇所を同時に止める今回の設計でその壁を越えられなければ、残るのは創業者の顔ぶれだけになる。
2026年2月17日、Sensei Biotherapeuticsがより進んだ候補を持つFaethを買収した。名前と主力をそちらへ入れ替え、同時に複数のライフサイエンス系ファンドから$200Mを集めて開発資金を厚くしている。
子宮体がんの試験で2026年末に見込む速報値が、最初の関門になる。続く乳がんの試験の立ち上がりと、$200Mをどこまで保たせるかがその次に来る。
この会社をどう読むか
いまFaeth Therapeuticsを名乗るこの会社は、2026年2月までSensei Biotherapeuticsだった。同月17日にFaeth Therapeuticsを買収し、主力の候補も社名もそちらへ丸ごと入れ替えている。ティッカーもFTHに変わった。
引き継いだPIKTORは、セラベリシブとサパニセルチブという二つの飲み薬を組み合わせ、PI3K経路を一箇所ではなく複数の箇所で止める。この経路を最初に見つけたLewis Cantley氏が科学創業者に名を連ね、買収と同時に集めた$200Mを資金に、子宮体がんの試験を進めている。
バランスシート (要約)
資産 $23M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $19M(81%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
- 現金・現金同等物$9M
- 他の流動資産$13M
- 固定資産$1M
- 流動負債$4M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- −113.4%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$20M
- フリーCF
- −$20M
- 営業CFマージン
- —
- 現金ランウェイ
- 1年未満
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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