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HeartCore Enterprises証券の売買にも投資助言にも関わらないという一線を引いたまま、報酬の一部を対象企業の持分で受け取る形をとる。上場が成功して初めて自分の取り分が膨らむため、依頼主と利害の向きが揃う。
監査法人や引受証券会社の選定、日本基準から米国会計基準への財務の組み替え、英文の開示資料の作成までを引き受ける。2026年3月時点で16社と契約し、1社あたり$380,000から$900,000の現金報酬に加え、完全希薄化後株式の1%から4%を買える新株予約権を受け取る。
行使価格が1株$0.01や1円という条件でも、相手が上場しなければ、あるいは上場後に株価が沈めば、この報酬は絵に描いた餅になる。米国の新規上場市場そのものが冷え込む局面では、契約社数が積み上がっていても収入に変わらない。
2025年10月に日本のソフトウェア子会社をSmith Japan Holdingsへ売却し、米国子会社Sigmawaysの持分も売却先を探している。同じ10月には日本で新会社を設け、社債など金融まわりの助言へ手を伸ばしている。
米国上場を志す日本企業がどれだけ現れ、そのうち何社が実際に上場までたどり着くかで売上が決まる。受け取った新株予約権の値打ちは上場後の相手企業の株価次第で、依存が二段構えになっている。
この会社をどう読むか
もとは日本企業向けのウェブ管理ソフトを作っていた会社が、2025年に本業のソフトウェア事業を手放した。残ったのは「Go IPO」、日本の非上場企業をナスダックやニューヨーク証券取引所へ運ぶ案内役の仕事だ。
変わっているのは報酬の受け取り方で、現金の顧問料に加えて相手企業の株を1%から4%買える権利を対価に組み込む。2026年3月時点の契約は16社。自分の取り分がその16社の上場後の株価に連動するため、仲立ちでありながら依頼主と同じ船に乗った格好になっている。
バランスシート (要約)
資産 $13M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $9M(67%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
- 現金・現金同等物$2M
- 他の流動資産$6M
- 固定資産$5M
- 流動負債$5M
- 長期借入金$448K
- 短期借入金$51K
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $9M
- 売上成長率
- −70.5%
- 粗利率
- 35.1%
- 営業利益率
- −34.8%
- 純利益率
- 64.6%
- ROE
- 66.0%
- ROIC
- −26.4%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- —
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- —
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
- 配当総額(年間)
- $3M
- 配当性向
- 57.0%
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