LEDS
SemiLEDs高分子の紫外線硬化、医療や美容の光治療、偽造検知、殺菌用の照射、園芸照明と、光そのものに用がある場面を選んで攻めている。青や白、緑、紫外線をそろえた縦型シリーズは、量産一辺倒の相手とは別の土俵で戦うための品揃えになる。
サファイアの板の上に窒化ガリウムの結晶層を育て、鏡のような銀の層と銅合金の層を重ねてから、下のサファイアを取り除いて縦型のチップに仕上げる。剥がしたサファイアは次の生産に回せるため、量産品との原価差を埋める効きどころになっている。
2011年終盤から製造設備が埋まりきらず、遊休設備の余剰能力費用が損益を押し下げ続けている。用途が特殊なぶん市場そのものが小さく、少数の取引先の発注が止まればすぐ数字に出る規模でもある。
完成品の照明器具は自社で作らず、チップと部品の供給に徹する分業を続けている。一部の工程は委託先に出しつつ、設計と品質基準は自社が握り、最終検査まで自前で見る体制を保つ。
販売先はインド、日本、オランダ、米国の数か国に偏っており、その市場での特殊光の機器需要がそのまま業績になる。一般照明用の汎用品では値段で勝てないため、高付加価値の用途をどれだけ抱えられるかで一枚あたりの利幅が変わる。
この会社をどう読むか
2011年の終わりから、この会社の製造設備は埋まりきったことがない。遊んでいる装置の分だけ余剰能力の費用が乗り、台湾の工場は小さいまま採算に苦しんできた。
サファイアの板に窒化ガリウムの層を育て、銀と銅合金を重ねたあと、下のサファイアを剥がして次の生産へ回す。この使い回しが量産品との原価差を埋め、殺菌用の紫外線や偽造検知、園芸照明といった、値段より波長が問われる用途で生き延びる余地を作っている。
バランスシート (要約)
資産 $16M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $3M(18%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
- 現金・現金同等物$3M
- 他の流動資産$9M
- 固定資産$4M
- 流動負債$11M
- 長期借入金$434K
- 短期借入金$1M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $43M
- 売上成長率
- 729.8%
- 粗利率
- 5.7%
- 営業利益率
- −3.7%
- 純利益率
- −2.6%
- ROE
- −40.6%
- ROIC
- −28.1%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $2M
- フリーCF
- $2M
- 営業CFマージン
- 5.1%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
LEDS の掲示板
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