LRE
Lead Real Estate先に土地だけを引き渡して代金を回収し、建物はそのあとで建てる進め方を取る。資金の寝る期間を短くする工夫で、完成在庫を積んでから売り切る大手の分譲とは資金繰りの向きが正反対になる。
戸建ては自宅を求める富裕層の個人へ、マンションは一棟丸ごと買う機関投資家へ売る。同じ会社が二つの別々の市場を相手にしている。設計も施工も外部に出し、自社は用地の取得と品質の監督に人を割く。
買い手を決めてから土地を買う手順なので売れ残りは出にくく、直近3期の解約は6件にとどまる。危ういのはむしろ時間で、大型案件では土地の引き渡しから完成まで3年かかり、その間の金利と建築費の上振れは会社が飲むしかない。
2001年に会社を興したEiji Nagahara氏がいまも社長を務め、東京のホテル運営と米ダラスの賃貸へ横に広げてきた。2021年には物件の売り手と買い手をつなぐ自社メディア「Glocaly」も立ち上げている。
土地も買い手も不動産仲介を通じて見つけてくる会社で、仲介網とのつながりが細ると案件そのものが立ち上がらない。日本の金利と地価の動きが、富裕層と機関投資家の両方の腰の重さに直結する。
この会社をどう読むか
Lead Real Estateの戸建ては、買い手が決まってから土地を仕入れる。順番が普通の分譲と逆になっている。
しかも土地を先に引き渡して代金を回収し、建物はそのあとで建てる。2001年の創業から約1,300戸の戸建てと60棟のマンションを積み上げてきたが、直近3期の解約はわずか6件で、売れ残りの危険は構造的に小さい。代わりに背負っているのは時間で、大型案件では土地の引き渡しから完成まで3年かかり、その間の金利と建築費の上振れを吸収する余地はない。
財務データ
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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