MDRR
Medalist Diversified小さいまま物件を持ち続けるのではなく、証券化して売る側へ回る道を選んだ小型の不動産会社。2025年末時点でビットコイン3.36枚を持つなど、不動産以外へも手を伸ばしている。
南東部の小売や軽工業、単独テナントの計10件から家賃を集めるのが従来の稼ぎ方だった。今後はDST(デラウェア法定信託)で物件を受益権に刻んで投資家に売り、その組成と運用で手数料を取る。
10件しかないため1件の空室が全体に響く体質は、事業を変えても消えていない。REITをやめて税制上の優遇を失った分、DST事業が育つ前の空白期間が長引けば苦しくなる。
リッチモンドに本社を置き、外部の運用会社を使わず自前の経営陣で舵を切っている。既存10物件のうち条件の合うものを売り、DST組成の元手に充てる方針を掲げる。
従来どおりテナントが埋まっているかに加え、DSTの受益権を実際に売り切れるかが新しい条件になった。他のDSTスポンサーや金融機関と、優良テナント付きの物件の取り合いにもなる。
この会社をどう読むか
2026年1月1日にREITであることをやめ、3月2日には社名からも「REIT」の3文字を外した。
代わりに据えたのが、物件を受益権に刻んで投資家に売るDSTという商売だ。2025年7月に買ったフロリダのテスラ販売拠点を11月にはもうDSTへ移し、受益権の販売を始めている。家賃を集める地主から、証券化して手数料を取る組成屋への転身の途上にある。
バランスシート (要約)
資産 $78M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $9M(12%)。
自己資本の薄さか借入の重さが同業の中でも目立つ
- 現金・現金同等物$3M
- 長期借入金$51M
この判定で見た指標: 自己資本比率・D/E。在庫や売掛を持たない賃貸業のため流動比率は判定に使わず、借入の重さは同業の D/E の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $10M
- 売上成長率
- 6.8%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- 5.3%
- 純利益率
- −23.0%
- ROE
- −25.3%
- ROIC
- 0.7%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $2M
- フリーCF
- $77K
- 営業CFマージン
- 14.7%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- —
- 配当性向
- —
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