MNTN
MNTNテレビ広告を出したことのない事業者に、成果の見える運用の道具を渡して市場そのものを広げた。広告の制作支援まで抱え込んでいるのは、顧客の大半が作り方から知らないからでもある。
顧客が自分で設定し成果を確かめられるテレビ広告の運用ソフトを提供し、そこに投じられる広告費に応じて収入を得る。AIで視聴者を選ぶMNTN Matchedと、広告を見た後の来訪を追うVerified Visitsが値打ちの中身になる。
景気が冷えたとき、広告費を最初に削るのは中小の広告主で、そこが主戦場になっている。巨大な検索や交流サイトの会社が同じ領域に本気で入ってくれば、先行の優位は薄れる。
AIによる視聴者選定と成果計測の精度を上げることに資金を注ぎ、未経験の広告主を掘り起こす営業を並走させる成長重視の経営。株主還元は行っていない。
既存の顧客が広告費を増やし続けるかと、テレビ広告を出したことのない事業者をどれだけ新しく引き込めるかの二つで決まる。顧客の約95%が未経験者という構成が、その裾野の広さを示す。
この会社をどう読むか
MNTNはネットにつながるテレビへ広告を流す会社に見えるが、売っているのは電波の枠ではなく、検索広告の作法をテレビに持ち込んだ運用の道具だ。
AIで視聴者を選ぶMNTN Matchedと、広告を見た人がその後どう動いたかを追うVerified Visits。この二つを組み合わせ、顧客が自分で出稿して成果を確かめられるようにしている。顧客の約95%はテレビ広告を出したことがない事業者で、この裾野の広さが成長の源泉であると同時に、景気が冷えたとき真っ先に予算を削られる層でもある。
バランスシート (要約)
資産 $378M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $306M(81%)。
開示から読める範囲では借金は軽い
- 現金・現金同等物$210M
- 他の流動資産$76M
- 固定資産$92M
- 流動負債$69M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $290M
- 売上成長率
- 28.6%
- 粗利率
- 77.2%
- 営業利益率
- 8.3%
- 純利益率
- −2.2%
- ROE
- −2.1%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $56M
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- 19.5%
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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