NIKI
Niki BioSolutions薬の開発に加えて、シンガポールのA*STARの商業化部門から導入した病原体の迅速検査を別会社で抱える。ただし合併後は、その資産を動かす主導権が相手側に移る。
製品はまだ一つも売っておらず、販売による収入はない。開発の中心は小児の神経芽腫に既存薬を転用するSACT-1で、FDAの同意を得た505(b)(2)という短縮経路をたどる。
販売収入がないまま研究費だけが出ていくため、増資による希薄化が繰り返される。合併後は株式の約7割をDiamiR側が持つ形になり、旧アプトラムの開発計画がそのまま続く保証はない。
議決権の86.71%を一人が握る構造で、重い意思決定は事実上その一人で決まる。治療サービス事業からはすでに撤退し、手元資金を研究開発だけに絞っている。
DiamiRとの合併がまとまるかが第一で、その先は開発候補が臨床で結果を出せるかに移る。会長兼CEOのイアン・ヒュン氏が議決権の86.71%を握り、賛成する議決権契約に署名済みなので、株主総会の可決は事実上決着している。
この会社をどう読むか
この会社を読む鍵は、合併のあとに誰の持ち物になるかにある。香港を拠点とする創薬会社アプトラムが米国のDiamiRと合併すると、新会社の株式の約7割はDiamiR側の株主が持つ。
名前と上場の器が残るのはアプトラム側だが、実質はDiamiRが器を受け取る取引に近い。アプトラムはすでに治療サービスから手を引き、開発だけに絞った身軽な状態で相手を迎える。手元に残るのは、神経芽腫を狙うSACT-1と、A*STARから導入した病原体検査の技術だ。
財務データ
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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