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ドイツ・フランクフルトのインダストリーパーク・ヘヒスト内にあるSanofiのドイツ本社。屋上に「SANOFI」ロゴを掲げた白い本社棟と、手前を走るSanofiブランドのトラックが写る。
ドイツ・フランクフルトのインダストリーパーク・ヘヒスト内にあるSanofiのドイツ本社。屋上に「SANOFI」ロゴを掲げた白い本社棟と、手前を走るSanofiブランドのトラックが写る。
強み

買収の対価にCVR(条件付き価値受領権)を組み込むことが多く、成果が出たときにだけ追加で払う形をとる。Blueprint MedicinesやVigil Neuroscienceの買収がその例で、外れたときの負担を後ろへ送れる。

成長ドライバー

免疫やアレルギーの病気、まれな疾患、がんを狙う処方薬とワクチンを、特許で守られた期間に世界で売って稼ぐ。主力の抗体医薬はRegeneronとの共同開発契約のもとにあり、販売の達成段階に応じた取り決めが置かれている。

リスク

収益が特定の主力薬に寄っているため、特許切れや競合品の登場で一気に細る。新薬の開発は費用をかけても臨床試験で落ちる確率が高く、各国の薬価引き下げやユーロ建て決算に効く為替も利益を揺らす。

経営の癖

自前の研究だけに頼らず、提携と条件付き買収を並べて候補を集める経営で、配当は維持している。米国ではADR(米国預託証券)としてナスダックに上場している。

読みの軸

主力の抗体医薬の伸びと、それに続く候補をパイプラインへ補給し続けられるかに依存する。補給の相当部分を外部の買収と提携に頼るため、良い相手を先に押さえられるかが効いてくる。

この会社をどう読むか

製薬会社の力は自社の研究所の厚みで決まる、という見方だとSanofiは測りにくい。主力の抗体医薬は他社との共同開発から生まれ、次の候補も外部の会社ごと買って補ってきたからだ。

その買い方に特徴がある。成果が出たときにだけ追加で払うCVRという条件付きの対価をしばしば組み込み、外れたときの負担を抑えている。当たれば取り分を相手と分け合うことになり、自前で全部抱える製薬会社とは伸び方も崩れ方も違ってくる。

財務データ

この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。

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文・sodate 編集部最終更新 出典: SEC EDGAR — Sanofi の提出書類
sodate は米国株を推奨するためのサイトではありません。情報は参考値を含み、投資判断はご自身の責任で行ってください。