まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
従来より薄い膜状の電極で、脳の活動の記録と、病んだ場所を焼く治療を、一つの機器でこなすことを狙う点が最大の特徴。記録だけ、治療だけの機器とは、兼ねる範囲が違う。脳に当てる薄い電極を作る会社の立ち位置にいる。
脳向けの電極の販売が事業の柱。てんかんの治療では、脳のどこが発作の元かを突き止めるため、脳の表面に電極を当てて活動を記録する。この会社は、従来より薄く、扱いやすい膜状の電極を作る。あわせて、その電極を使って、発作の元となる病んだ場所を焼く治療も狙う。記録と治療を一つの機器でこなせることを売りにする。病院や、脳の手術を担う医師へ売り、扱う病院と手術の数を増やそうとしている。
脳に当てる機器は安全の審査が極めて厳しく、承認に時間がかかる弱点を抱える。とりわけ、焼く治療への用途の承認は、慎重に進む。新しい電極が医師に受け入れられるまでにも時間がかかる。研究や販売の費用がかさみ、赤字が続く。資金を増資で賄うため、株式の希薄化が起こりやすい。手術の件数がまだ少なく、収益は安定しない。大手の医療機器の会社との競争もある。
配当を出さず、電極の改良と用途の承認、病院への採用に資金を向ける経営。電極の開発と、各国の承認の取得、脳の手術を担う医師への売り込みを進める。脳に当てる電極の普及が、運営の中核になっている。
病院での採用と、当局の承認、そして手術の件数に依存する。脳の手術を担う医師がこの電極をどれだけ使うか、記録だけでなく焼く治療まで当局が承認するか、対象となる手術の件数が増えるかが、行方を左右する大きな前提になる。
資産 $11M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $7M(66%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約2年分
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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